[CML 066798] アジア世界KK重要情報(179)
kenkawauchi @ nifty.com
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2023年 4月 18日 (火) 14:02:40 JST
アジア世界KK重要情報(179)
2023年4月18日
私は、河内謙策です。私は、アジアと世界の平和や人権等をめぐる諸問題につき、私が重要と考える情報を皆様に発信させていただきます。私は体調がよくないので、大体月に2回ぐらいのペースでの発信になるかと思います。この情報の転送、転載は自由です。私の意見については、皆様が批判をされることは自由ですが、私は、体の都合があるので、個別の反批判は、原則として、しませんので、御了解ください。
弁護士 河内謙策 連絡先:豊島区南大塚3-4-4-203号(TEL03-6914-3844、FAX03-6914-3884)
Email:kenkawauchi @ nifty.com
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日本の民衆運動家は、北朝鮮の核ミサイル
に反対しないのか!
最近のJアラート騒動に触発されて、北朝鮮の核ミサイルをめぐる動きを調べてみました。
北朝鮮の核ミサイルについての論文は少ないのですが、私の調べたかぎりでの新しい情勢について報告させていただきたいと思います。
北朝鮮が国家核武装の完成を宣言したのが2022年の4月、それ以降、「戦術核」に重点を置き、使用も念頭においた核政策に転換しつつあると言われています。
「戦術核」と言えば、当然、韓半島における米軍と韓国軍が狙いとなります。
そのため、昨年の春以降、韓国において「韓国は核を保有すべきだ」という議論がまきおこり、韓国軍から米軍に協議の申し入れが行われたようです。韓国の狙いは、韓国単独の核保有より、米軍との「nuclear sharing」にあるようです。
アメリカが、どのような回答をしたかは分かりませんが、おそらくは、継続協議の形にして、一方で、北に対する抑止力を強化することになったのではないか、と思われます。その証拠は、2023年1月19日に、戦略問題国際研究所(CSIS)
が「米軍の核の韓国再配備を訴える報告書」を発表しているからです。同報告書については、現代ビジネスのサイト内で以下の論文を探して下さい( <https://gendai.media> https://gendai.media)。
*長谷川幸洋 日本が「韓国とアメリカ」に取り残されるⵈ「核問題」を避け続ける岸田政権への絶望
アメリカの核政策の再編が問題になってきているのです。アメリカが長い間、韓国を使って日本にアジア政策の圧力をかけてきたことは、御存知のとおりです。韓国の政治の方向は、まだ確定的に定まっていません(最近まで、日本が韓国の「仮想敵国」であったことは、周知のことです。)こういう情況で、日本を抜きにしてアジアの核政策が決まるとは大変なことです。
何よりも必要なことは、日本がどうしたいのかを明確にすることです。それは、日本がアジア的規模での核政策をもつこと、日本が核使用に踏み切るかどうかをふくめて国民的合意を形成することだと思います(日本の反核運動も脱皮が必要でしょう)。「現代サイト」内に掲載された、以下の論文が参考になると思います。
*清水克彦 金正恩が狙う「日本直撃」のヤバ過ぎる現実ⵈ弾道ミサイルは「いつでも発射できる」とほくそ笑む
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韓国内の大きな変化
文在寅の時代(2017~2022)では、考えられなかったような大きな変化が韓国内で起きていることについては、既にお知らせしたとおりです。私は、この変化を歓迎する者ですが、変化はすべて良いとは限りませんし、日本の過去の韓国政策の誤りの吟味を忘れてはならない、と思います(たとえば、竹島問題や従軍慰安婦問題でなぜ毅然とした姿勢を貫けなかったのか、日本の民衆運動が韓国の反日運動をなぜもちあげる馬鹿なまねをしたのかetc).
在韓国コンサルタント豊璋の以下の論文を参考にしつつ、日本人同士の徹底した長期の議論が必要だと思います。
*豊璋 韓国で「日本に弱点をさらけ出した」「降伏外交だ」とⵈ! 日韓首脳会談のウラで「竹島問題を騒ぎ出した人たち」の“ヤバイ正体”と、日韓でくすぶる「深刻問題」の中身
*豊璋 韓国で「文在寅一派」が“続々粛清へ”ⵈ! 「在日3世」の私が驚いた「文在寅派“一掃作戦”」の“すさまじい現実”と、韓国で注目される「亡霊」の正体
(いずれも、「現代ビジネス」のサイト内で、論文を探して下さい)
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