[CML 066768] 「怖い」はだしのゲンの「遺言」に、今、触れて欲しい

毛利正道 mouri-m @ joy.ocn.ne.jp
2023年 4月 12日 (水) 16:18:39 JST


「怖い」はだしのゲンの「遺言」に、今、触れて欲しい                       

(4) Facebook <https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid0eQvGZnbuV1BATVsGaAVppZ1DJ9zHgHe8yeuG2v8ZS2qrRSd2SVEFxYwhabJg2iNRl&id=100008306530326> 

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昨日の「平和と憲法を守る信州大学人の会第87回シンポジュム」は、

「長野・反核医療者の会」「議員ウオッチ」とのコラボ企画で、

「勝手にG7!〜軽井沢外相会合に便乗して、みんなで平和について話し合おう!」。

何しろ、若々しくていい。その勢いにつられて私が発言したこと。

 

 

55年前の新潟大学1年の時、広島の原水爆禁止世界大会にぜひ行きたいと、

私一人で来る日も来る日も署名とカンパで住宅街を歩き回り、カンパ金を持って

一人参加してきました。

 

以来、核兵器禁止運動の前面に立つことはなかったのですが、

プーチンがウクライナで核兵器を使うと何度も脅し、実際に原発を爆撃・占拠までする

及び、このままではいられない気持ちになりました。そこに、広島市教委の心無い暴挙

にも遭った「はだしのゲン」、その作者である中沢啓治さんが12年前に残した「遺作」

ドキュメンタリー映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」(77分)に目が行き、

まず、個人視聴用のDVDを買って観ました。「怖かった」、ひと言で言って怖かったです。

 

これまでも、広島長崎や多くの映像・証言で核のすさまじさをある程度分かっていたつもりでしたが、

でも、その時は、今にも核兵器が炸裂するかもという切羽詰まったものがなかった、今回は

違ったのです。原画を駆使しながら、6歳の時に爆心地近くで被爆した中沢さん自身の口から出てくる

その光景のむごさは、あまりにすさまじかったのです。

 

落ちてきた梁に挟まれて「痛いよ~」「痛いよ~」と泣く弟の声が、

押し寄せてくる火に包まれて「熱いよ~」「熱いよ~」に変わり、やがて消えていく…。

 

もうお分かりのように、この映画は、原爆投下直後の広島を描くことにより、核兵器の恐ろしさだけでなく、

すさまじい破壊力を持つ点では全く変わらない非核ミサイル爆撃の恐ろしさをも伝えます。

住宅地と繁華街のど真ん中にある自衛隊松本駐屯地めがけて、ミサイルが飛んでくれば、

駐屯地だけは政府の全国的基地強靭化戦略で地下化することによって生き残ったとしても

周りの人々は、たとえ非核ミサイルであったとしてもこの映画のような目に遭うのです。

沖縄県・先島諸島の人々など、確実にそのなかに置かれるのです。

 

「国家安全保障戦略」に、43兆円かけて大軍拡すれば戦禍を免れるというものではなく、

それだけやっても相手から攻撃を受けることがあるとはっきり書いてある、そのとおりのことが

起きようとしているのです。

核戦争であろうが、現在までのウクライナのような「通常兵器戦争」であろうが、私たちが幸いにも

80年近く浴びてこなかった戦争というものの実相を、今、改めてこの映画で疑似体験したうえで、

これからの選択をしていくということがとっても大切だと思うのです。

 

という点では、G7で来日する首脳たちに、教材用短編「はだしのゲンが伝えたいこと」(32分)

に見てもらうことが出来ないでしょうか。それと同時に、全国で、この長編(77分・DVD4000円・

上映会上映料3万円)・短編(32分・DVD2000円・上映料2万円)の上映会を開催しては

いかがでしょうか。諏訪では、5月3日に上映会を行います。

 

予告編ほかの資料

 <https://tomo-corp.com/book/gen/> はだしのゲンが見たヒロシマ | 株式会社トモコーポレーション (tomo-corp.com)

 

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毛利正道   mouri-m @ joy.ocn.ne.jp <mailto:mouri-m @ joy.ocn.ne.jp>  

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