[CML 065710] Re: 日本の未来
森中定治
delias @ kjd.biglobe.ne.jp
2022年 10月 17日 (月) 11:11:20 JST
石垣敏夫さん
おはようございます。
>プーチンは米政府の策略に引っかかったのです。
> 騙されたプーチン。
プーチン大統領にとっては、西側諸国から戦争犯罪人のように扱われていることは不本意であり、
その意味では騙されたと言えるかもしれません。
でも一番騙されたのはゼレンスキー大統領でしょう。
私が思うに、ゼレンスキー大統領は新自由主義者で、基本的に米と同じ考え方をするでしょう。
米から何があっても貴方を守る。ウクライナを守る。我々は固い絆で結ばれている。
ロシアから何を言われようと堂々と受けて立てばよい。
やれるものならやってみろとロシアに言えばいい。我々がついているくらい言われたんじゃないかと思います。
それでずっと継続して隣国のロシアに対して強気でツッパってきた。
とうとうロシアが攻めてきた。
米は武器は供給してくれるがそれだけ。
たくさんの市民が死んだ。家が破壊され、難民になった。環境も破壊された。
で、その見返りとしてウクライナは何が得られたんでしょうか。
たとえ土地を取り返したとしても、死んだ人は帰ってこない。
2014年以前の国境までロシアを撤退させられるのか?
2014年以前の国境までロシアを撤退させたとしても、死んだ人は生き返ってくるでしょうか?
土地なんか元々誰のものでもない。人間のものですらない。
そのために失われた生命の方が土地より大事だと思います。
ウクライナと米国の固い絆で、ウクライナは一体何が得られたのか?
キューバ危機の時、キューバとソ連は固い絆で結ばれていた。
でも米国が核戦争も厭わないとなった時、ソ連は身を引いた。
我々がついている。どこまでもやれとキューバに言わなかった。
そのために戦争を未然に防ぎ、キューバ人は誰の生命も失われなかった。
今度は真逆。身を引くのではなくどこまでもやれと・・。
この戦争が終わると次はアジア・・。
日米の固い絆で中国に対してどこまでもやるのか?
日本はウクライナになるのか?
キューバになるのか?
森中 定治
> 2022/10/16 21:34、motoei @ jcom.home.ne.jpのメール:
>
> みなさん森中定治さん
> お世話さま
> プーチンは米政府の策略に引っかかったのです。
> ちょうど民主党の野田政権が安倍に引っかかって
> 解散したように。
> 野田は「安倍に騙された」と後で言っていましたが。
>
> プーチンはNATOの拡大を約束違反だと
> 米政府に前もって抗議、国連でも討議するなり、
> すべきだったのです。
> 騙されたプーチン。
> 騙した死の商人、バイデン・米政府は笑いが止まりません。
> 過去、米国も国内外の反戦運動が高まり、ベトナムから手を引きました。
> ロシア・プーチンも国内外の反戦運動が高まれば、
> ウクライナから手を引くでしょう。
> 戦争が長引けば米政府は喜び続けるでしょう。
> ヨーロッパの各国は防衛費を倍増すると言っています。
> 岸田の愚か者も米政府に騙され防衛費を上げ、武器(粗大ゴミ)を爆買いし、国民の生活を苦しくさせるでしょう。
> 今はウクライナ・ロシア戦を中止させること、
> 人々が殺され続けています。
> 喜んでいるのは死の商人・米政府だけです。
> 石垣敏夫
>
> こんばんは。
> 今日は知人の勧めもあって、各政党が集まって議論するNHKのTV討論を見ました。
> TVはほとんど見ないのですが、ときどきは見た方がよいと思いました。
>
> 冒頭、与党議員が、ロシア・ウクライナ戦争からわかるように、国というものは防備が弱いと見ればいきなり侵略してくる。
> だから自国を守る気がないとか防備が弱いと他国から見られないように、いつも注意し気遣っていなければならないという趣旨の発言でした。
>
> 私はこの基本的な考え方は間違いだと思います。
> いきなり侵略してくるのではなくて、その前に戦争の種が蒔かれているのです。
> 戦争の種がまかれ、その種に水をやり肥料をやって育て、その結果戦争という死の花が咲くのです。
> 戦争になって初めて、どちらが侵略してきたか、侵略した方が悪でありされた方が善ではないのです。
>
> ロシアは隣国に自国に向けた核ミサイルが置かれるのを嫌います。
> 自国の市民の生命を守ることができなくなるからです。
> プーチン大統領は自国民、ロシア人の生命に責任を持っています。
> だからウクライナがNATOに入り、核ミサイルを置くことをとても恐れていたと思います。
> そうなってからでは遅いのです。
>
> ウクライナのゼレンスキー大統領は新自由主義者。米国と親和性が高い。
> 今回の戦争が起こる前に、両国の間にずっと長く不快な感情が維持されていたのでしょう。
> これこそが戦争の発端だと私は思います。
> そういうことを解決することが、戦争の芽を摘むと思います。
> 戦争になって初めてどちらが侵略したか、侵略した方が悪、許さない!ではないのです。
> 人間とは、相手が弱いと見れば、いきなり攻めてくるものだという基本的な考え方はその前提から間違っていると私は思います。
>
> 個人には多様性があります。
> 大きな人もいれば、小さな人もいます。腕力の強い人もいれば弱い人もいます。
> 腕力の弱い人は、強い人から襲われることをいつも警戒しなくてはならないのでしょうか?
> そんなことはないでしょう。
> 国だって人間が構成しているんです。同じでしょう。
>
> もう一つは、背後に強い軍事力を持っていればこそ、その発言に重みがあるのだという与党議員の主張です。
> これも間違っていると私は思います。
> 相手に敬意を持ち、感情に走らず、正しいと思うことをしっかり落ち着いて述べる。
> 背後にどれほど武力を持っているか、関係ありません。
> 自国の人も相手国の人も、喜怒哀楽を持つ同じ人間、ここから考えなければ人類は戦争を無くすることはできないと私は思います。
> 小さな国の人でも、大きな器を感じる人はいます。
> 人間はそこに打たれます。
>
> 10月14日の毎日新聞に出た中畑流万能川柳の一つです。
> 「無防備で子らが眠れる国であれ」 姫路 ダイキン前
>
> 国は違っても、誰もが喜怒哀楽を持つ同じ人間です。
> これができないはずはない。
>
> 森中 定治
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