[CML 065703] Re: 日本の未来

motoei @ jcom.home.ne.jp motoei @ jcom.home.ne.jp
2022年 10月 16日 (日) 21:34:31 JST


みなさん森中定治さん
お世話さま
 プーチンは米政府の策略に引っかかったのです。
 ちょうど民主党の野田政権が安倍に引っかかって
解散したように。
 野田は「安倍に騙された」と後で言っていましたが。

プーチンはNATOの拡大を約束違反だと
米政府に前もって抗議、国連でも討議するなり、
すべきだったのです。
 騙されたプーチン。
騙した死の商人、バイデン・米政府は笑いが止まりません。
過去、米国も国内外の反戦運動が高まり、ベトナムから手を引きました。
ロシア・プーチンも国内外の反戦運動が高まれば、
ウクライナから手を引くでしょう。
 戦争が長引けば米政府は喜び続けるでしょう。
ヨーロッパの各国は防衛費を倍増すると言っています。
 岸田の愚か者も米政府に騙され防衛費を上げ、武器(粗大ゴミ)を爆買いし、国民の生活を苦しくさせるでしょう。
 今はウクライナ・ロシア戦を中止させること、
人々が殺され続けています。
喜んでいるのは死の商人・米政府だけです。
                   石垣敏夫

こんばんは。
今日は知人の勧めもあって、各政党が集まって議論するNHKのTV討論を見ました。
TVはほとんど見ないのですが、ときどきは見た方がよいと思いました。

冒頭、与党議員が、ロシア・ウクライナ戦争からわかるように、国というものは防備が弱いと見ればいきなり侵略してくる。
だから自国を守る気がないとか防備が弱いと他国から見られないように、いつも注意し気遣っていなければならないという趣旨の発言でした。

私はこの基本的な考え方は間違いだと思います。
いきなり侵略してくるのではなくて、その前に戦争の種が蒔かれているのです。
戦争の種がまかれ、その種に水をやり肥料をやって育て、その結果戦争という死の花が咲くのです。
戦争になって初めて、どちらが侵略してきたか、侵略した方が悪でありされた方が善ではないのです。

ロシアは隣国に自国に向けた核ミサイルが置かれるのを嫌います。
自国の市民の生命を守ることができなくなるからです。
プーチン大統領は自国民、ロシア人の生命に責任を持っています。
だからウクライナがNATOに入り、核ミサイルを置くことをとても恐れていたと思います。
そうなってからでは遅いのです。

ウクライナのゼレンスキー大統領は新自由主義者。米国と親和性が高い。
今回の戦争が起こる前に、両国の間にずっと長く不快な感情が維持されていたのでしょう。
これこそが戦争の発端だと私は思います。
そういうことを解決することが、戦争の芽を摘むと思います。
戦争になって初めてどちらが侵略したか、侵略した方が悪、許さない!ではないのです。
人間とは、相手が弱いと見れば、いきなり攻めてくるものだという基本的な考え方はその前提から間違っていると私は思います。

個人には多様性があります。
大きな人もいれば、小さな人もいます。腕力の強い人もいれば弱い人もいます。
腕力の弱い人は、強い人から襲われることをいつも警戒しなくてはならないのでしょうか?
そんなことはないでしょう。
国だって人間が構成しているんです。同じでしょう。

もう一つは、背後に強い軍事力を持っていればこそ、その発言に重みがあるのだという与党議員の主張です。
これも間違っていると私は思います。
相手に敬意を持ち、感情に走らず、正しいと思うことをしっかり落ち着いて述べる。
背後にどれほど武力を持っているか、関係ありません。
自国の人も相手国の人も、喜怒哀楽を持つ同じ人間、ここから考えなければ人類は戦争を無くすることはできないと私は思います。
小さな国の人でも、大きな器を感じる人はいます。
人間はそこに打たれます。

10月14日の毎日新聞に出た中畑流万能川柳の一つです。
「無防備で子らが眠れる国であれ」 姫路 ダイキン前

国は違っても、誰もが喜怒哀楽を持つ同じ人間です。
これができないはずはない。

森中 定治


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