[CML 064491] Re: ウクライナ 忘れられている死者たちは誰か

早川(田島) hamasa7491 @ hotmail.com
2022年 5月 21日 (土) 15:51:32 JST


新海さま
乗松聡子さんの論考ありがとうございました。
読ませていただきました。

プリント用にPDFつくりました。
(CMLは添付できません。ご容赦ください。ご要望の方は個人メールにて)

事実の積み上げに徹した記述、大変に勉強になりました。

乗松さんの論考の核心は、次の一節にあると思いました。
>皆さんが飽きてしまうかもしれないのを承知で私が次々と報告書を紹介したのは、メディアの報道や、それこそ「ロシアのプロパガンダ」的な思考停止をやめて、自分で少しでも客観性の高そうな情報をなるべくたくさん集めて自分の頭で考えることの大事さを示したかったからだ。ドンバス 
8 年戦争についてこれらの戦争犯罪や戦争死者の報告書を見て
いると、ひとつ確実に、誰の異論の余地もなく言えることは双方に戦争犯罪があるということである。<


なお、マイダン革命後の、ウクライナ政府による「ロシア語禁止」の問題ですが、
ウクライナにロシア語が普及してきたのは、ソ連やロシアによるウクライナ支配によると考えれば、それは、かつて宗主国日本が朝鮮半島の人々に対して日本語教育を強制した統治からの「民族復権」、それと同じ「独立自立」の運動だということになります。

果たして、同じようなこととして、とらえてよいのか?

旧ソ連あるいは中国においても通じる、社会主義国における民族問題の複雑な側面を引きずっているようにも感じます。私にはこれ以上申し上げる知識は持っていませんが。


ありがとうございました。
ni0615田島拝
hamasa7491 @ hotmail.com


On 2022/05/19 21:26, tomoneko @ ngs1.cncm.ne.jp wrote:
> 長崎在住の新海と申します。
> ウクライナ情勢に関する乗松聡子さんの論考、「ウクライナ 忘れられている
> 死者たちは誰か」を、ご本人の承諾をいただきましたのでご紹介します。
> 情報の引用・分析は極めて冷静で、新聞等のメディアの情報にもやもやとした
> 不審感・不快感を抱いていた私にとってはとても有益でした。
>
> (以下、乗松さんよりのメールです。論考のURLは文中にあります)
> みなさま
>
> ISF独立言論フォーラムというネット媒体に記事を出しましたのよかったらご覧
> ください。
>
> 4月17日に開催された、「緊急企画:ウクライナについてのオンラインイベント」
> (日本国際法律家協会・ピースフィロソフィーセンター共催)における、自分の
> 講演の内容をもとに、5月11日時点の情報も加えて加筆修正したものです。
>
> 「ウクライナ 忘れられている死者たちは誰か」
>
>> https://isfweb.org/post-2995/
>> https://isfweb.org/post-3084/
>> https://isfweb.org/post-3107/
>
> 乗松聡子
>
> Satoko Oka Norimatsu
> Vancouver, BC, Canada/Tokyo, Japan
> Director, Peace Philosophy Centre (http://peacephilosophy.com)
> Editor, the Asia-Pacific Journal: Japan Focus (http://apjjf.org)
> Co-Coordinator, the International Network of Museums for Peace 
> (http://museumsforpeace.org)
> A Founder and Co-chair of Vancouver Save Article 9 and Article 9 
> Canada (http://vsa9.blogspot.com/)
> YouTube: https://www.youtube.com/channel/UC6JzKLYoNc9wQplw296PEbA


-- 
このメールは、AVG によってウイルス チェックされています。
http://www.avg.com



CML メーリングリストの案内