[CML 064446] 小説の「黄金バット」紙芝居 加太こうじ描く30年代
大山千恵子
chieko.oyama @ gmail.com
2022年 5月 16日 (月) 20:51:12 JST
「小説 黄金バット」 加太こうじ 筑摩書房
著者は「思想の科学」
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%9D%E6%83%B3%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6>
の印象があったのだが、元々は紙芝居屋さんなのね。
1930年代、こどもたちに人気の黄金バット。
貧民の仕事システムとしても合理的に機能していた。
そこへ*特別高等警察
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5%E9%AB%98%E7%AD%89%E8%AD%A6%E5%AF%9F>*
が尋問。
*「赤」マントは共産党、骸骨(禿)はレーニン*じゃないか突っ込み。それを頓智で躱すのだ。
*間抜けな国家権力なのだが、だからこそ全体重をかけてくる。*いまと似てる?
貧民長屋の「ごろつき」博徒に*罠をかけて、スパイ強要。*
*そんななかでも智慧を働かせるひとたち、庶民群像が嬉しい。*
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大山千恵子
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