[CML 064680] 『人権と生活』54号(在日本朝鮮人人権協会)
前田 朗
akira.maeda @ jcom.zaq.ne.jp
2022年 6月 15日 (水) 22:00:04 JST
『人権と生活』54号のテーマは「排外主義・植民地主義と闘う裁判」です。
司法闘争はマイノリティが公にその差別を問い、権利のために闘うことができる数少ない手段のひとつであり、在日朝鮮人に限らずマイノリティはこれまで数多くの裁判を闘ってきました。
画期的な判決を勝ち取ってきた事例もありながらも、司法もまた「日本」という制度の一部でもあり、こうした「勝利」よりも数多くの不当判決を突き付けられてきたことから、日本の司法に対する不信や失望は大きいですが、その闘争の中で積み上げてきた議論の意義の大きさも計り知れません。
こうした裁判は、日本社会を映す「鏡」でもあります。これまで闘われてきた、また現在も闘われている司法闘争の意義を改めて確認し、これからの運動を展望していく一助になればと思います。
たくさんの方々にお求めいただければ幸いです。
◇54号 目次 http://k-jinken.net/?p=1269 <http://k-jinken.net/?p=1269>
◇巻頭言 在日朝鮮人の司法闘争の意義を振り返って
http://k-jinken.net/?p=1272 <http://k-jinken.net/?p=1272>
ご購入は、人権協会サイト「お問い合わせ」→ http://k-jinken.net/?page_id=15
<http://k-jinken.net/?page_id=15>
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『人権と生活』54号
【特集】 排外主義・植民地主義と闘う裁判
◇表現の自由を守り、排外主義に立ち向かう―「表現の不自由展」を通してみえるもの……李春熙
◇在日コリアン弁護士への大量懲戒請求に対する損害賠償請求訴訟……金哲敏
◇群馬の森・朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑裁判……藤井 保仁
◇フジ住宅ヘイトハラスメント裁判―大阪高裁が職場で自己の民族的出自等に関わる差別的思想に晒されない人格的利益を認める……安原 邦博
◇琉球民族遺骨返還等請求訴訟について……李承現
◇映画『主戦場』裁判とは何であったか?……韓泰英
■民族教育
◇一歩前進!朝鮮幼稚園の保護者にも「支援事業」を通した国庫補助が実現……宋恵淑
◇外国人学校の保健衛生環境に係る有識者会議、寄附金に関する税制優遇措置の適用拡大を文科省に提言……金東鶴
■インタビュー
◇師岡康子さん/差別のない社会をつくるため法律を活用する
■寄稿
◇愛知県人権尊重の社会づくり条例について……裵明玉
◇アプロ実態調査からみえてきたもの――在日朝鮮人女性の声を社会変革のパワーに……方清子
■連載
差別とヘイトのない社会をめざして( 13 )ヘイト・クライム被害者救済のために……前田 朗
■会員エッセイ
◇ウトロ地区の放火事件とウトロ平和祈念館の開館……金秀煥
■会員の事務所訪問
◇あい法律事務所 李栄愛弁護士/ 私を育ててくれた長野で、同胞たちにリーガルサービスで恩返しを
■書籍紹介―人権協会事務所の本棚から
■ニュースTOPICS
■人権協会活動ファイル
■資料
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