[CML 065059] 日本の未来

森中 定治 delias @ kjd.biglobe.ne.jp
2022年 7月 31日 (日) 19:59:54 JST


みなさん

円が売られています。
一時的には戻しますが、利益確保の買い戻しでしょう。
円安の理由は、米をはじめとする先進国が金融引き締めをしているのに対して日本だけ金融緩和・・、それも大きいと思います。
でもそれだけではないでしょう。
もう世界が「日本は近くウクライナより酷いことになる」と認識しているのではないかという気がします。
それが大きいのではないかと思います。

米は戦わずその代理人として中国、ロシア、北朝鮮との戦争に日本が駆り出される日が迫っているように感じています。
今朝の毎日新聞も「数千の顔 映す不条理」と題して第1面デカデカと中国のウィグルに対する記事が出て、第3面には収容所送りの少数民族の人の顔がずらっと出ています。
リークによる記事のようですが、針小棒大があると私は思います。一方で米の最高裁の記事とトランプに関する記事も出ていますが、とてもバランスが取れているとは思えません。これはバランスを取っていますよという新聞社のイクスキューズです。確かに中国批判だけではなく、米国への批判も載せてはいます。でもこのような、実質的には中国を非難する記事ばかりが重なってくると、中国を懲らしめろ!と言う気運が高まり日本が戦争に入っても国民は拒否反応しなくなるでしょう。

左派系野党の日刊紙を取り始めて3ヶ月になりますが、ロシアの侵略を述べるだけでロシアのいいところやプーチンのいいところは見つけられませんでした。これではプーチンを許さない!という気持ちがこの党を信頼する者の中に固まって、心理的に戦争推進勢力になります。戦争反対とか話し合いで解決と口では言っても、実質的にはこの党に与する人たちを戦争へと駆り立てていると私には感じられます。

口で戦争反対と言えばいいのではなく、真に戦争をしない方向に持っていかねばならないのです。戦争は反対だと一度言えば、我々は戦争に反対したんだと言う証拠はできます。でも意味はありません。上の新聞社と同じでイクスキューズつまり言い訳です。
じゃあ何度も何度も言えばいいのか?それでもダメだと思います。
はっとさせるような、国民にはっと何かを感じさせるTPOがあるのです。

安倍元首相の国葬にプーチンは出ないと公言しました。これは戦争の芽を事前に摘み取った優れた判断だったと思います。日本は安倍元首相の国葬に彼を呼ばないと言い出していました。それを公式に言われてからではロシアのメンツは潰れます。日本は公式にロシアに喧嘩を売ったのです。外交が壊れ戦争の種が蒔かれます。その前に自ら行かないと言えば戦争の種は蒔きたくても蒔けません。前の投稿で私は野党は「ロシアに意地悪をするな!」と言うべきだと私は言いました。例えばそのような行為、あっと言う意外性が国民をはっとさせるのです。
大きくなりたければそれしかありません。

中国の覇権主義は目に余るとか、ウィグルがどうとか野党は言わない方がいいと思います。それを言うと米国の命を受けた戦争推進者たちのお手伝いをしていることになります。
「何があっても戦争だけはしたくない」というなら、この辺をよく考えてもらいたいと思います。
口先だけで「戦争反対」と唱えるのではなくて、真の戦争反対につながる行動を期待します。

私の生きてる間に、日本が戦争に入ることだけは見たくない
真に戦争を望んでいないと思うので、この野党の能力向上に期待しています。

森中 定治






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