[CML 065051] 8/1 オンライン講座「 性の権利とインターセクショナリティ」【夏の連続講座・全4回:】「インターセクショナリティ(交差する差別)―なぜ翻訳されなければならないのか?」の第2回

Femi Shin fz2021kh @ gmail.com
2022年 7月 31日 (日) 08:45:00 JST


お世話になっております、ふぇみゼミの申嘉美です。

【夏の連続講座】のご案内です。
リアルタイム参加出来なくても、すでに終わっている回も、
後日「録画配信」でご覧いただけます ♪

*お申し込み *
*https://intersectionaltalk.peatix.com/
<https://intersectionaltalk.peatix.com/>*

*お問合せは、コチラへどうぞ*

*femizemi2017 @ gmail.com <femizemi2017 @ gmail.com>*

------(以下、転送・転載 歓迎です ♪)------------


*■8/1(月) 19:00〜20:30性の権利とインターセクショナリティ*
*(飯野由里子)*

*<講座概要>*
性が人権や権利に関わるものとして広く意識されるようになったのは1990年代のこと。それまで公衆衛生や社会秩序のために制限・規制すべきものとして捉えられていた性は、この時期以降、人びとの生き方の幅を広げる上で重要なものとして認識されるようになった。
だが、性に関わる自己決定権やコントロール権を実際に行使できるかどうかは、その人が置かれている社会的位置に大きく依存する。このため、社会的に脆弱な位置に置かれている人ほど、自分の性や身体に関する自己決定から遠いところに置かれ、国や「専門家」や身近な他者による制限・規制を受けやすい。
この意味で、「性の権利」は、自分が選んだ場所で(選んだ人と)暮らす権利、そこで安心して暮らす権利と間違いなく連動し、交差している。この事実をふまえた時、「性の権利」の平等な配分を要求する運動が注意を払うべき論点、見落としてはならない論点とは何か?

■チケット

一回券(一般)\1,500 通し券(一般) \5,700

*お申し込み *
*https://intersectionaltalk.peatix.com/
<https://intersectionaltalk.peatix.com/>*


*<ふぇみ・ゼミ夏の講座とは>*
最近、「インターセクショナリティ」という言葉が、雑誌などでも取り上げられるようになりました。
「インターセクショナリティ」は、アメリカの黒人のフェミニストたちが、性差別に取り組んでも人種差別は無視するといったマジョリティ女性中心のフェミニズムを批判して作り出した言葉です。
差別は性別のみ、民族のみ、階級といった一つの要素だけが独立して影響していることは少なく、多くの場合複数の差別が一緒に存在し、その差別が絡まり合って植民地後の社会や格差・階級社会の構造を形成していると考えます。
こうした批判は、日本でもずっと、在日韓国朝鮮人の女性たち、被差別部落の女性たち、障害女性たち、レズビアンやトランスジェンダー、セックスワーカー、シングルマザーや非婚女性といった、性別以外のマイノリティ性を帯びた女性たちから行われてきました。それなのに、なぜ、今またインターセクショナリティという言葉が、新たな外来語として注目を浴びるのでしょうか?

ふぇみ・ゼミは2017年の発足以来、このインターセクショナリティを柱としたフェミニズム運動を行なってきました。本講座では、ふぇみ・ゼミのメンバーが考えてきたことを紹介すると共に、インターセクショナリティの視点に立つ時、日本の運動と研究の一体何が問われているのかを、さまざまな立場から参加者と共に考えます。
ぜひご参加ください!


*<全4回の日程>*


*■7/30(土) 18:30〜20:00フェミニストによるフェミニズム批判―複合差別≠インターセクショナリティ(熱田敬子)*


*■8/1(月) 19:00〜20:30性の権利とインターセクショナリティ(飯野由里子)*


*■8/3(水) 19:00〜20:30 民族・階級・差別とセクシュアリティ(梁永山聡子)*



*■8/7(日) 14:00〜16:00 ディスカッション!
日本のインターセクショナル・フェミニズム(熱田敬子、飯野由里子、梁永山聡子、河庚希(予定))*

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ふぇみ・ゼミ
HP https://femizemi.org/
メール femizemi2017 @ gmail.com
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