[CML 065033] Re: ミャンマーの暴力:ゆっくり燃える米国の代理戦争

久下格 kuge_on_cml @ aoisora.org
2022年 7月 28日 (木) 20:02:30 JST


 元国労の久下です。
 静岡在住の友人たちが、静岡県にたくさん働きに来ているミャンマーの人びとと交流、支援する中で「ミャンマーの明日を考える会」というのをつくっています。ミャンマー人と日本人が手をたずさえて、軍事政権による四人の死刑に抗議するデモを計画しています。

7月31日(日)午後4時
静岡市・青葉公園B2

  「ミャンマーの明日を考える会」のfacebook ページによると、ミャンマーでは軍事政権によってさらに50人以上が処刑される可能性があるようです。本当に恐ろしいことです。このメーリングリストに参加されている皆さまは、いったい誰と連帯し、誰と闘っているのでしょうか? 「市民の!!」メーリングリストに最悪の軍事独裁政権を擁護する書き込みがあることに私も大変驚いていますし、許しがたいと思います。
 西であろうと東であろうと、自立した市民は、自由と民主主義への攻撃、人間の尊厳への攻撃、権力の意にそわない者を死刑によって抹殺するなど、体制のいかんにかかわらず許してはならない。
 1980年代末の東欧革命以来、少なくともヨーロッパとアジアにおいては解放を求める民衆の闘いは西側を指向するようになりました。東欧革命はEUへの統合にいたりましたし、天安門事件以来の中国人民の民主主義と自由を求める闘いも西側を指向しています。香港民衆の圧倒的な蜂起も西を向いていました。100万人が強制収容されているウイグルで自治と解放を求めている民衆もしかりです。そこには西側への幻想が確かにあると思いますが……。では、私たち、西側にいて西側の資本と闘ってきた西側の左翼は、解放をもとめて西を向きながら闘っているウクライナ、ロシア、中国、ミャンマー、チベット……の民衆とどう連帯すればいいのでしょうか? 
 私はずっとアメリカ帝国主義主敵で思考してきた戦後日本の(あるいは戦後西側世界の)左翼(含む私)は、根本的なアイデンティティの危機にあるのではないかと考えていますが、しかし、たとえあらたな解放の展望が明確でないとしても、私たちのなすべきことが、解放を求めて闘う民衆を処刑する軍事独裁政権を支持することでないことだけは確かだと思います。


On 2022/07/28 10:45, tlessoor wrote:
> チェチェンニュースの大富です。
> 
> ロシアの侵略もミャンマー軍政も擁護する人がいるというのは、正直驚きました。
> しかも、ソースになっているのは陰謀論サイトです。注意喚起します。


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