[CML 064994] 金順吉裁判提訴30周年記念集会へのお誘い
寺尾光身
terao1935 @ kind.ocn.ne.jp
2022年 7月 23日 (土) 19:23:22 JST
寺尾です。
このMLでもう紹介されたかもしれませんが、1週間後に迫りましたので、投稿します。
名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟原告のハルモニたちは幼い少女たちでしたが、三菱重工長崎造船所に強制動員されたのは、成人男性の金順吉さんでした。謝罪補償を求める裁判は両件とも同じような経過をたどり、韓国の裁判所では大法院(韓国の最高裁)で共に勝訴を勝ち取りましたが、加害企業三菱重工はかたくなに履行を拒んで現在に至っています。
一日も早い解決のため努力が続けられていますが、金順吉裁判提訴30周年記念集会が東京で開かれますので、ご参加(Zoom参加ができます)下さいますよう、ご案内いたします。
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(呼びかけ文)
金順吉裁判提訴30周年記念集会
-強制動員の実態を記録した日記帳から裁判は始まった-
1992年7月31日、戦時中に三菱重工長崎造船所に強制動員された金順吉さん(釜山在住)が長崎地裁に戦後補償を求める裁判を起こしました。被告は三菱重工と日本政府。今年はその提訴から30年です。
裁判所は、金さんの請求は棄却しました。しかし、金さんが徴用中につけていた日記帳の記録には信用性があるとして賃金不払いの事実を認め、警官による連行の強制性や軟禁に近い状態で労働を強いた不法行為責任も認定しました。
また、金さんが求めた厚生年金脱退手当金の支給を厚生省は認めました。1965年の請求権協定で、財産、請求権については「完全かつ最終的に」解決されていたはずなのに、政府は金さんに35円の手当金を支払ったのです。
今、日韓間で強制動員問題をどう解決するかをめぐって様ざまな議論が起きています。その時、改めて金順吉裁判を振り返る意義は大きいと思われます。7月30日に開催する金順吉裁判提訴30周年記念集会にぜひご参加ください。
・開催日時:7月30日(土) 午後2時~4時半
・開催場所:連合会館501号室(最寄り駅はJR御茶ノ水駅)
・開催形態:会場参加(40名まで)+Zoomオンライン参加(100名まで)
オンライン参加の方にはZoomのURLをお送りします。
・集会内容:記念講演-「金順吉さんとの出会いと金順吉裁判」
講師:平野伸人さん(金順吉裁判を支援する会 共同代表)
特別報告-「金順吉裁判と35円返還問題」
報告:平野伸人さん(金順吉裁判を支援する会 共同代表)
・参加費:1,000円
(郵便振替口座)
加入者名:過去清算共同行動
記号番号:00210-5-142184
・申込先: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScNpcuvk3quZaRoKYKJ0nVu2P-WxNsWkLfs3jY1JQRGh4f7Dw/viewform
・ホームページ: https://181030.jimdofree.com/
・お問合せ先: 181030jk @ gmail.com
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