[CML 064934] 生殖技術と親になること―不妊治療と出生前検査がもたらす葛藤  柘植あづみ

大山千恵子 chieko.oyama @ gmail.com
2022年 7月 17日 (日) 08:18:06 JST


「生殖技術と親になること―不妊治療と出生前検査がもたらす葛藤」 <https://www.msz.co.jp/book/detail/09000/>
柘植あづみ みすず書房

80年代に*「試験管の中の女」*という書籍を読んだ。驚愕と恐怖を感じた。

それよりも、もっと進んだ現代を抉る。

埼玉大学の後輩なんだけど、優れた学者さんになっている。

政治家への働きかけ。けんもほろろ対応にもめげない(拍手)。

丹念な調査に基づいたもの。

(ごめん、難しいとこ流し読み。でも浦和と川口図書館に常設。うしし)

コラムが分かりやすいよ。

ーーーー 目次 ーーー

はじめに

序章 生殖技術の進歩は社会に何をもたらしたか

第1章 *生殖補助技術をめぐる政治――法制化は誰のためなのか*
コラム 卵子提供を受けた夫婦

第2章 *精子提供・卵子提供による生殖補助技術――「新しい家族」の課題*

第3章 *精子・卵子・胚バンクについて――延長する身体*

第4章 *卵子提供で子どもをもつ理由――ささやかな欲望と選択*
コラム 人工授精技術と親子

第5章 *新型出生前検査(NIPT)と女性の選択・責任――「いのちの選別」か*

第6章 *新型出生前検査が可視化する日本社会の課題――中絶をめぐって*

第7章 *出生前検査の市場化――その歴史と問題*
コラム 不妊に悩む人に

第8章 *子宮移植の臨床研究開始を前に――技術と倫理のはざまで*

終章 *生殖技術を使って親になることを推奨する社会について*

あとがき <https://www.msz.co.jp/news/topics/09000/>



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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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