[CML 063357] オミクロン
森中 定治
delias @ kjd.biglobe.ne.jp
2022年 1月 13日 (木) 11:24:22 JST
みなさま
おはようございます。
コロナが成人式を過ぎて急に倍に増えました。
今日の結果に注目しています。
今日さらに昨日の2倍、つまり東京で4000人レベルになればしばらくはバイバイゲームのような気がします。私も16−17日にかけて所用で東京を経由して名古屋に行かねばならないので、特に強い関心を持っています。
イスラエルなどはワクチンをコロナが消えるまで4回で5回でも何度でも打つ!と言っていますが、私は疑問を覚えるようになりました。自然科学を知らない政治家のタワ言ではないかという気さえします。
世界最強の抗生剤、バンコマイシン。肺炎を起こす細菌類に種を超えて幅広く効き強い効果があります。しかし黄色ブドウ球菌がこれに打ち勝ちました。バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌による肺炎になったらほぼ助からないでしょう。恐ろしい菌ですが、しかしこの肺炎は世界でも稀です。おそらくこの菌はこの抗生剤で他の菌が駆逐されなければ他の菌に負けて生存ができないのだと思われます。
今出た新種オミクロンは弱毒ですが、感染力はものすごい。この新種オミクロンを駆逐する新しいワクチンができて、皆が喜んでそれを接種するとします。そのワクチンでオミクロンは駆逐された。で、その代わりそのワクチンでは効かないもっと致死性の高い次の新種が出てきたらどうする? バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌の場合と同じだと私は感じます。
オミクロンは放っておけば他の類縁のウィルスを駆逐します。毒性の強かったデルタ種がオミクロンであっという間に駆逐されました。東京ではすでに90%がオミクロンに置き換わったという声が出ています。
せっかく弱毒のウイルスが他のウィルスを駆逐してくれているんです。
ワクチンの相応に効くのでしょうが、ウィルスもウィルスを駆逐するんです。
私はむしろオミクロンは滅ぼさないほうがよいのではないか、という気さえしています。
藪をつついて蛇を出す・・という言葉がちょっと頭に浮かんできています。
森中 定治
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