[CML 063311] ミャンマーで約100人の女性が殺害
yorikazu shimada
ningen @ hotmail.com
2022年 1月 5日 (水) 07:51:15 JST
クーデター以来94人の女性が政府部隊に殺害されたことにミャンマーの「ジェンダー平等」団体が抗議しているという米政府系メディア「ラジオフリーアジア」の12月末の報道ですが、「政治犯支援協会」(AAPP)が発表している男女合わせた同時期の被害者の総数は1380人であり、そのなかで女性の比率が圧倒的に低いことを考えると(とりあえず反政府側の数字を信じるとして)、政府が反政府運動、あるいは国民を無差別に殺害しているわけではないということを強く示唆する記事となっています。
しかも記事中に紹介されている女性死亡者の一例に、
「殺害された女性の中には、11月18日に軍の襲撃で頭を撃たれた、サガイン地方のカレイ郷にある反軍政人民防衛軍(PDF)民兵の23歳の女性、チン・チンさんがいます。」
というのもあり、それは武器を持たない市民ではなく、政府に戦争宣言を行なっている反政府派の戦闘員ではないのかと困惑させられます。ミャンマーに関するニュースで騒がれる死亡者の数字は一般に「市民」のものですが、都合によって戦闘員とごちゃ混ぜにされているか、あるいはそもそもすべて数字がそうなのでしょうか。どちらにしても誇張した数字なんだろうと思いますが。嶋田
Nearly 100 women killed by security forces since Myanmar coup 2021.12.28
https://www.rfa.org/english/news/myanmar/women-12282021172951.html
ミャンマーに迫る内戦危機、民主派の武装蜂起は「墓穴を掘る」結果になる可能性
2021年9月15日(水)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/09/post-97102.php
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