[CML 063635] ナポレオンとの対決の物語 「ザ・ロスチャイルド」渋井真帆かく

大山千恵子 chieko.oyama @ gmail.com
2022年 2月 21日 (月) 21:14:05 JST


「ザ・ロスチャイルド」 <https://diamond.jp/articles/-/38341> 渋井真帆 ダイヤモンド社

*佐高信の岩波新書、経済小説50選で気になった書物。*

19世紀の初頭。世界は、こうだったのか。おもしろい。ヴァイキングの末裔まで出てくる。

戦争しまくりのナポレオン・ボナパルト
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%8A%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%88>
、なーにが自由平等博愛だ。

かたやユダヤ人の青年。フランクフルトのゲットーの傍で恋人を、フランス軍兵士に輪姦される。*ナポレオン*いわく、
*「男は拳の力か金の力を持たなければ、愛するものは守れない」*だとさ。

青年は復讐を誓う。金、知恵で発展していく、ロスチャイルド家の物語。

ちなみに著者は銀行員出身、いまもそういう専門家のせいか「金貸しフレンドリー」でもある。ま、経済小説だからな。



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大山千恵子
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