[CML 063592] Re: 連合に鳴り響くのは弔鐘か、女性会長が突進する『ガラスの断崖』

motoei @ jcom.home.ne.jp motoei @ jcom.home.ne.jp
2022年 2月 15日 (火) 23:27:19 JST


2022年2月16日
 みなさん 柴田武男さん お世話さま。
釈迦に説法ですが
労働組合とは労働者の賃金、労働条件、基本的人権を守る。
そのために団結し、「労働力(商品)を売って賃金を得る」。
現在、この基本を労働運動の指導者が忘れているのです。
「マルクスの賃労働と資本」を読むことから労働運動は始まります。
労働者は組合を作り闘って賃金を上げる。
企業内組合だとか産業別とか言う前に団結し組合を作り、闘わなければ賃金は上がりません。
連合にように労使協調をいうのであれば「労使協調とは労使同一賃金」でしかありません。
人間は「能力に応じて働き、必要に応じて与えられる」社会を目指し。
階級社会が生まれてから、争いのない、共同社会を目指し闘い続けています。
マルクスの階級闘争の歴史は依然として古くも新しくもありません。現実に生き続けています。
差別、環境破壊、いずれも労働者が闘わず、疲弊している状況では改善は見られません。
「働く人々が世の中を支えている」これが根源中の根源であることを忘れているから、組合が政党の道具にされ、分裂し、非正規労働者の増大となってしまったのです。
労働者の政治活動の自由は保証されなければなりません。
しかし、現在は組合という組織が政治活動を行い、労働者の自由を奪っています。
日本の労働組合は政党の下請けになっていることが最大の欠陥であり、分裂の根源です。
組合が分裂している限り資本家は左団扇でいることができます。
これが日本の現実であり、自民党の要請によって賃金をあげさせていただく、というテイタラクにさせられているのが現実です。
本来、労働は喜びであり、ふさわしい賃金を得ることが基本です。
                石垣敏夫 

Re: 連合に鳴り響くのは弔鐘か、女性会長が突進する『ガラスの断崖』

こんばんは
「 賃金低下は図表の2013年を超えて21年現在まで続いている。その原因は「日本の企業別労働組合にある」と、山家氏は喝破する。」
というのは、当たっているとも思いますが、同時に、いつも賃金が低下していたわけではありません。この企業別組合下でも高度成長期には
賃金上昇していたわけです。となると、この組合の形式だけで賃金が決定するかのような議論は限界があるように思いますが、どうなんでしょうか。
柴田武男

2022年2月15日(火) 18:59 LaborNet members (Labor-members 経由) <
labor-members @ list.jca.apc.org>:

> 私の小論文「連合に鳴り響くのは弔鐘か、女性会長が突進する『ガラスの断崖』」を
> 掲載した『現代の理論・デジタル版』(29号・冬号)が発行・発信されました。
> <
> http://gendainoriron.jp/?fbclid=IwAR2xxuCsinSYp2EfcTlMPlEXyL-mynsx5HSN
> g9rgm
> 70oEPL6VOSzudMFx54
> <http://gendainoriron.jp/?fbclid=IwAR2xxuCsinSYp2EfcTlMPlEXyL-mynsx5HS
> Ng9rgm70oEPL6VOSzudMFx54>> http://gendainoriron.jp/ をクリックするか、「現代の理
> 論 デジタル版」で検索してください。
>
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