[CML 063584] ウクライナと化学兵器
yorikazu shimada
ningen @ hotmail.com
2022年 2月 15日 (火) 05:17:56 JST
何か騒動が起きるとしたらシリアと同じく「化学兵器」関連でしょうか。
ロシアの主張だけを紹介すると即フェイクニュース扱い
される世の中なのでウクライナの主張も紹介します。
嶋田
米国の傭兵がドンバスで「挑発」を準備中-ロシア国防長官
2021年12月21日
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は21日、米国の民間軍事会社がウクライナ東部のドネツク地域に部隊を駐留させ、「未知の化学成分を使った挑発行為」を準備していると主張した。
ロシアがウクライナへ侵攻するのではないかという懸念が高まる中、ショイグはモスクワで開催された国防省の会議でこのような発言をした。
「我々は、アウディーイウカとクラースニ・リマンの両市に、挑発行為を目的とする120人以上の米国の傭兵グループのメンバーが存在することを確認した。挑発行為のために正体不明の化学成分を入れたタンクが、アウディーイウカとクラースニ・リマンに運ばれた」と国営タス通信は、ショイグの発言を紹介した。
プーチン大統領の信頼できる仲間であるショイグ、ロシアとの国境付近の緊張を高めている米国を非難した。
「米国は、ロシアとの国境での軍事的プレゼンスを高めている。東欧諸国には、総勢約8,000人のアメリカ軍兵士が交代で配備されている」と述べた。
さらにショイグは、ロシアの軍隊は進歩しており、近代化の点で「世界のリーダー」であると自負した。
現在、ウクライナとの国境には約10万人のロシア軍が駐留しているとされている。ロシアは、ウクライナへの侵攻を企てていることを繰り返し否定しており、国内で軍隊を移動させることは権利であるとしている。
プーチン大統領は、火曜日に行われた同じ会議で、ロシアが西側の脅威的な動きと認識するものに対して、「軍事的」に対応すると警告した。
https://www.themoscowtimes.com/2021/12/21/us-mercenaries-preparing-donbass-provocation-russian-defense-chief-a75892
ロシア占領下のドンバスでの化学物質漏れは赤旗作戦の可能性、ウクライナ情報局が警告
2022/01/15
ロシア占領下のドンバスでの化学物質漏れが、ロシアのウクライナ侵攻の口実になるかもしれないと、ウクライナの情報機関は考えている。
ウクライナ国防省の主要情報局(GUR)は、1月15日にフェイスブックで発表した声明の中で、ロシア占領政権が、占領下のドンバスに持ち込まれている化学物質の管理に失敗したと伝えた。これは、ウクライナへの侵略を強化するための赤旗作戦の一環である可能性があると警告している。
そのウクライナの軍事情報機関によると、1月14日、ロシア軍が占領しているドンバスの都市ホルリフカにある肥料工場PJSC Concern Stirolに、有毒なアンモニアが漏れているコンテナが搬入された。これにより、ウクライナ東部で環境上の大惨事が発生し、ロシアがウクライナの化学兵器使用を非難し、ウクライナへの武力侵攻を強化する口実として利用する可能性がある、と情報機関は指摘している。
今回の報告は、ロシアがトランスニストリアに駐留するロシア軍に対する挑発行為を計画しているとウクライナを非難するために警告したことを受けて、1月14日にGURが出したものである。同日、米国の匿名の政府関係者がメディアに語ったところによると、ロシアは、ロシア自身の代理軍に対して破壊行為を行うために、市街戦や爆発物の使用について訓練を受けた工作員グループを準備しているという証拠を持っているという。
また同じ米国の政府関係者は、ロシアがウクライナへの侵攻のために、この偽旗作戦を準備している可能性があるとワシントンは考えていると述べた。「外交が目的を達成できない場合には、広範な人権侵害や戦争犯罪が発生する可能性がある」。
前日には、ジェイク・サリバン国家安全保障補佐官が、ロシアが侵攻の口実を準備している可能性があるという情報を米情報機関が持っていると述べている。
こうした警告は、1週間にわたるロシアと西側諸国との協議で、NATOがウクライナに進出せず、東欧全体から撤退するという「安全保障」を得るというロシアの外交目的が達成できなかった後に出された。専門家の間では、ロシアが外交上の失敗を軍事的エスカレーションで補おうとするのではないかと考えられている。
https://euromaidanpress.com/2022/01/15/toxic-ammonia-leak-in-russian-occupied-donbas/
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