[CML 063508] 「女の会を暴徒扱い」言語道断の場に居合わせました💢日本は警察国家になったのか

motoei @ jcom.home.ne.jp motoei @ jcom.home.ne.jp
2022年 2月 5日 (土) 09:25:23 JST


これはひどすぎます。

昨日2月4日の衆院第2の報告集会で

角田弁護士からお聞きしました。

 

「安保法制違憲訴訟・女の会」を暴徒扱い。

警棒を持った警察官を呼び、ワゴン車付きで待機させる。

民主的裁判を行うべき、裁判所の驚くべき言動

日本はいつから警察国家になったのでしょうか。

裁判官3名の氏名を明らかにして、

事実を文書化して

謝罪文を要求すべきでしょう。

マスコ事実を明らかにして

メディアもしっかり報道すべきでしょう。

    安保法制違憲訴訟埼玉の会(石垣) 

          

 

 

以下転載です

 

前代未聞、言語道断の場に居合わせました💢

 

「東京地裁「女の会」金光理恵さんの報告です。

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金光理恵

前代未聞、言語道断の場に居合わせました

私は「安保法制違憲訴訟・女の会」の原告の一人になっています。

今日は1年3ヶ月ぶりにその裁判が東京地裁で開かれたので行ってきました。

原告として法廷バーの中に今日は座りました。

14時30分に開廷。

原告代理人の弁護士さんお三方から順に口頭弁論があり、それに対して裁判長が「原告は従前の主張を繰り返した云々」の言葉を発する。

これに対して私たちはプチ憤りましたが、その後すぐにもっとすごい裁判長による「あり得ないこと」が起こりました。

4人目の弁護士さんが立ち上がり、「今後の立証についてですが〜」と発言を始めた途端、裁判長が、もう喋るな、とばかりに片手で制するような身振りをしました。

そして話している弁護士さんの言葉に裁判長は耳も貸さず、一方的に何かを「ゴニョゴニョ」と早口で言い、陪席の二人の裁判官に目配せをして、荷物を抱えて裁判官全員で一気に後ろの扉の奥に消えていったのです。

要するに「強行閉廷」です。

脱兎の如く、まさに「逃げた!」のです。

素人の私でもこれは尋常なことではない、と分かります。

弁護団も原告も傍聴席も、あっけに取られ、「え? え⁉︎ 何?」な感じでした。

弁護士さんによれば、裁判官が逃げるように帰って行った裁判など、前代未聞であると。

「これで閉廷しました」と書記から言われても私たちは納得がいかず、法廷に残された書記を通して、「裁判長を呼び戻せ」と主張し、1時間半ほど法廷に残っていました。

最初は動きを見せなかった書記も仕方なく裁判長に相談に行きましたが、その返事は「もう裁判長は戻る気はありませんから」と繰り返すのみ。

「うーん、今夜はここで一晩明かすのか?」くらいの覚悟もしましたが、弁護団と事務局の判断で開廷から2時間後、裁判長が逃げるように出ていってから90分後に私たちも法廷から出ました。

そして出たところでまたびっくり!

裁判所の職員5〜60名が廊下に控えていたのです。

私たちが籠城でもしようものなら強制排除・ごぼう抜きをする気だったのか。

そして正面入り口には行けないように、強制的に裏口のようなところから外に出されました。

いやー、ひどいものでした。

この安保法制・戦争法は2015年の国会での「成立」時も強行的なものでしたよね。

今日の夕方に議員会館で開かれた報告集会で弁護士さんが今日のこれを『暴力的な法廷・裁判所』であった」と評されました。

違憲の法律を力づくで「成立」させ、それに合わせて戦争国家体制を着々と固めている政府。

その政府に忖度というか追随する裁判所。

この裁判は原告も弁護団も事務局も全員が女性です。

戦争は戦場だけでなく、いはゆる「銃後」にいる女性たちも苦しめられる。

その観点で、戦争法は違憲だと訴えています。

もしかして裁判長は私たち女をバカにしてたのかもね。

強行閉廷をすれば諦めて法廷から粛々と帰ってくれると思ってたのかもね。

まさか、「裁判長を呼び戻せ」と怒り、粘り、抗議するとは思ってなかったのかもね。

おばちゃんを舐めたら痛い目にあうと、今ごろ思い知って、後悔しているかもね。

自衛隊の訓練がこの戦争法の「成立」以降激しさを増し、近隣住民の苦痛が増していることを陳述書で訴えている私は裁判所が認めれば法廷でそれを話すことになっています。

しかし裁判所はそれをさせたくないから今日のような暴挙に出たのでしょう。

滅多にない体験はできましたが。

 

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