[CML 063504] 「ザリガニの鳴くところ」とは湿地の子 差別暴力のりこえ生きる

大山千恵子 chieko.oyama @ gmail.com
2022年 2月 4日 (金) 22:11:06 JST


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大山千恵子
ブログ

*「ザリガニの鳴くところ*」 <https://book.asahi.com/article/13871207>ディーリア・オーエンズ 早川書房

2019年に米国で一番に売れた本なんだって。*動物学者の彼女が、70歳で初めて書いた小説。うふっ。*

ふーん、と思って捲ったら*「巻を措く能わず」じょうたいに突入。*

プアホワイトという言葉は知っていたが、本書ではトラッシュ=屑! *貧しい少女は猿の血を引いているとまで蔑まれる。*

湿地のカイア。家庭内暴力のすえ兄弟も母も逃げた、ひとり7歳。父親も失踪して、ひとりきりで生きる。なんと過酷なんだろう。果てしない孤独。

*ミステリー展開*。*差別の果て、殺人犯に*されてしまう。死刑しかないのか? その後は読んでくださいな。
「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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