[CML 066070] 今週末です!【ご案内】「司法の責任とは何か」 12/10樋口英明(元福井地裁裁判長)京大講演会
FUJII,Etsuko
peace @ tc4.so-net.ne.jp
2022年 12月 5日 (月) 20:32:31 JST
藤井悦子です。
日程が近づいてきましたので、改めてお送りします。
原発を止めた元福井地裁裁判長・樋口英明さんの講演会が
今週末の12月10日(土)午後に京都大学法学部で、高山佳奈子教授の研究会として開
催されます。
樋口さんの講演のあとに、菅野みずえさん、槌田劭さん、末田一秀さんにもスピーチ
をしていただきます。
どなたでも参加できます。ぜひご参加ください。
コロナ拡大の心配もあり、事前申込制になっておりますので
下記の申込フォームからお申し込みください。
当日は対応できませんので、前日までにお申し込みをお願いします。
(拡散お願い)
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◆◇◆ 司法の責任とは何か
―関西電力の大飯原発3・4号機運転差止判決、
および高浜原発3・4号機差止仮処分決定を出した
樋口英明・元福井地裁裁判長に聞く
FBイベントページ <https://fb.me/e/62E5oiPl6>> https://fb.me/e/62E5oiPl6
講演 「私が原発を止めた理由
―本当は誰にでも分かる原発差止裁判」
講師 樋口英明(ひぐち ひであき)さん(元福井地裁裁判長)
プロフィール:
1952年生まれ。三重県出身。京都大学法学部卒業。司法修習第35期。福岡・静岡・名
古屋等の地裁・家裁等の判事補・判事を経て2006年4月より大阪高裁判事、09年4月よ
り名古屋地家裁半田支部長、12年4月より福井地裁判事部総括判事を歴任。17年8月、
名古屋家裁部総括判事で定年退官。
2014年5月21日、関西電力大飯原発3・4号機の運転差止めを命じる判決を下した。さ
らに15年4月14日、原発周辺の住民ら9人の申立てを認め、関西電力高浜原発3・4号機
の再稼働差止めの仮処分決定を出した。
日時: 2022年12月10日(土)
13時半開場 14時〜17時頃
場所: 京都大学 吉田キャンパス本部構内 法経済学部本館 法経第4教室
アクセス:
<https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r-y>
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r-y
※オンラインでも参加できます。
★講演会参加費は無料です。
★コロナ感染症の影響も考え、講演会参加は<事前申込制>とさせていただきます
講演会参加ご希望の方は、参加申込フォームからお申し込みください。
【講演会参加申込フォーム】 <https://forms.gle/Dy9Nou8vwZW4C1mN6>
https://forms.gle/Dy9Nou8vwZW4C1mN6
★会場参加の皆様、感染症拡大防止に関するお願いです。
・体調のすぐれない方は、参加をお控えください。
(オンライン参加への変更も可能です。当日では対応できないこともありますので、
早めにお申し出ください。)
・発熱や咳などの症状がある方は、会場参加できない場合がありますのでご了承くだ
さい。
主催: 高山佳奈子(京都大学大学院法学研究科教授)・樋口英明元裁判長講演会実
行委員会
連絡先: <mailto:peace @ tc4.so-net.ne.jp> peace @ tc4.so-net.ne.jp (担当:藤
井)
樋口英明さんは、2014年5月21日、関西電力の大飯原発3・4号機の運転差止め判決
を、福井地裁裁判長として言い渡しました。この判決は、東京電力の福島第一原発事
故のあと初めて出された原発運転差し止め訴訟の判決であり、「日本の原発の耐震性
は極めて低い」ことから「危険な原発の運転は許されない」と結論付けた、その論理
的で、命と環境と生活を守るという揺るぎない内容は、原告住民や弁護団、原発事故
の被災者をはじめ、多くの人々を感動させ勇気づけました(判決要旨はこちら
<http://www.news-pj.net/diary/1001> http://www.news-pj.net/diary/1001 )。そ
して翌2015年4月14日には、日本で初の原発の運転差止め仮処分決定となった高浜原
発3・4号の差止仮処分を言い渡し、実際に同年12月末まで運転を差し止めたのです。
「危険な原発の運転は許されない」というある意味当たり前な判断が、司法の現場
では当たり前には行われていないように見えます。樋口さんは著書で「裁判官が原発
の差止め訴訟を担当しながら原発の危険性を知らないことの罪は重いと思います。そ
して、原発の危険性を知ったのにそれを告げないのはさらに重い罪になると思いま
す」(『私が原発を止めた理由』樋口英明著 2021年旬報社刊)と語り、定年退官
後、原発の危険性を社会に伝える活動を活発に続けておられます。
樋口さんの講演を聞いて、原発は本当に運転して大丈夫なのか? 司法の責任とは
何か? を考えてみましょう。
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★講演会にご協力いただいている実行委員会ご賛同者の皆さま、ありがとうございま
す。
ご賛同者のお名前は、FBイベントページなどに掲載しています。当日資料にも掲載
します。
FBイベントページ https://fb.me/e/62E5oiPl6 <https://fb.me/e/62E5oiPl6>>
<実行委員会呼びかけ人(50音順)>
石田紀郎(元京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授)、駒込武(京都
大学大学院教育学研究科教授)、藤井悦子(アジェンダ・プロジェクト)、松久寛
(元京都大学大学院工学研究科教授/元京大安全センター代表/縮小社会研究会代表
理事)、水戸喜世子(子ども脱被ばく裁判の会共同代表)
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ここまで
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