[CML 062556] 「漂う子」きょしょふめいじどう探す旅 もの語るのは丸山正樹
大山千恵子
chieko.oyama @ gmail.com
2021年 9月 26日 (日) 22:55:49 JST
「漂う子」 <https://books.bunshun.jp/articles/-/5124> 丸山正樹 文春文庫
ひょんなことから、行方不明になった小学生の少女を探す旅。
*児童虐待をする親、その後の子ども。*なまなましい。でも、それが現実なのだろう。
*主人公青年が子どもを作りたくない気持ち、わかるなあ。*
うちの同居人が父親に虐待されてたせいか、「自分の子どもはほしくない」って言い張ってた。わたしの子どもだったら良いという、珍しいタイプの願望だったけど。
後半。6年前に詠んだ*JKは商品なのか*獲物かや 仁藤夢乃のドキュメントなり
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/8744a60adb479ae390afdf318e0d6591>
の物語版なので、とても辛い。でも少女たちが逞しいのが救い。とはいえ硝子のように繊細な心なんだろうなあとも思う。
--
大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
CML メーリングリストの案内