[CML 062488] アジア世界KK重要情報(6)

kenkawauchi @ nifty.com kenkawauchi @ nifty.com
2021年 9月 15日 (水) 17:57:13 JST


アジア世界KK重要情報(6) 

2021年9月15日



 私は、河内謙策です。私は、アジアと世界の平和や人権等をめぐる諸問題につき、
私が重要と考える情報を皆様に発信させていただきます。私は体調がよくないので、
大体月に2回ぐらいのペースでの発信になるかと思います。この情報の転送、転載は
自由です。私の意見については、皆様が批判をされることは自由ですが、私は、体の
都合があるので、反批判はしませんので、御了解ください。

弁護士 河内謙策 連絡先:東京都豊島区南大塚3丁目4番4-203号
(TEL03-6914-3844、FAX03-6914-3884。Email:kenkawauchi @ nifty.com)
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     「習近平文化大革命」をめぐって

「台湾問題について展望があるのか」と尋ねられたときに、私は①世界の世論が中国
を糾弾し、それにより北京が断念する場合、②米台日等の軍事力が、中国の軍事力を
撃破した場合、③中国国内の北京批判により、北京が自滅する場合、の3つの場合が
ありうる、と答えています。

この私の立場から言えば、「習近平文化大革命」は、③に発展する可能性があるもの
として注目しているわけです。

「習近平文化大革命」は、「コンテンツ規制、ゲーム規制、外資規制、教育改革、不
動産改革」(渡邉哲也)と全面的な広がりをもって展開されています。

私が一番関心をもっているのは、「共同富裕社会」の実現を目指す動きです。石平
は、「世紀の蛮行ともいうべきこのような「劫富済貧革命」は短期的に習政権に莫大
な利益をもたらすことがあっても、長期的に見れば、

それはむしろ多くの投資者や経営者からやる気を奪うことによって中国経済の活力を
削ぐこととなろう」と論じています。

 <https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86608?page=5> https://gendai.ismedia.
jp/articles/-/86608?page=5



私は、石平氏の「石平の中国深層分析と中国週間ニュース解説」のファンなのです
が、その9月11日号は、二つの興味あるニュースを伝えています。

 その一つは、中国の副首相、中国経済の総責任者・劉鶴が、9月6日、中国国際デジ
タル経済博覧会の除幕式で習近平文化大革命を批判したということです。

 もう一つのニュースは、中国共産党内に「党内十大共通認識」という習近平批判の
怪文書が出回って反響をよんでいるということです。



      台湾の軍事演習について

 台湾で大規模な軍事演習が行われました。私などは年寄りなので、1960年代に、民
家の屋根に上って米軍機を狙撃した、北ベトナムの民兵の姿を思い浮かべました。

 <https://www.youtube.com/watch?v=zImu2d6uYHw>
https://www.youtube.com/watch?v=zImu2d6uYHw



次は、空母キラーが台湾海軍に編入されたという話。これで、中国の空母はミサイル
の標的になるので、台湾に近づけなくなります。これは、2010年代に、中国軍がアメ
リカの空母を狙いうちにしようとしたのを逆に模倣したものです。戦略家のエドワー
ド・ルトワックは、「ゲーム・チェインジャーがゲーム・チェインジされる」と言い
ます。



URLがうまく入りません。各自、検索のボックスに「台湾の空母キラー」と入れてみ
てください。



  安倍晋三らの座談会に注目してください!



 安倍晋三、元陸上幕僚長の岩田清文、元内閣官房副長官補の兼原信克が「正論」
2021年9月号と10月号で座談会をやっています。

 この座談会が非常に面白いのです。安倍内閣の舞台裏が明かされています。たとえ
ば、自衛隊の基本方針が定まった「三〇大綱」(平成31年度以降に係る防衛計画の大
綱)制定のきっかけになったのは、安倍首相の河野克俊統幕長(当時)に対する「と
ころで、勝てるんですか」という一言であったと言います。

                  以上

               

                









    













    











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