[CML 062459] あす9/11 です!オンライン講座『①戦後における制服自由化と再制服化 ②わたしの丸刈り校則廃止運動』

Femi Shin fz2021kh @ gmail.com
2021年 9月 10日 (金) 18:00:00 JST


CMLの皆さま、お世話になっております、
ふぇみゼミの申嘉美です。

連続学習会の第7回目のご案内をさせていただきます。
※開始15:00。お間違えなきようご注意ください※

◆お申込み・詳細はコチラ
https://kyouiku-femizemi.peatix.com/view

※講座に関するお問合せはコチラ
femizemi2017 @ gmail.com

-----(以下、転送・転載歓迎)----------------------------

連続学習会 全10回
【第7回】 日時:9月11日(土)15:00~17:00
『①戦後における制服自由化と再制服化 ②わたしの丸刈り校則廃止運動』
講師:①清重めいさん ②宮脇明美さん

~内容~
①清重めいさん
現在中学校・高校、そして一部の小学校において当たり前のように着用される学校制服。現在一般的に使用される洋装制服普及の始まりは、男子制服は明治期、女子制服は大正期へと遡る。制服に関する研究は、歴史的変遷を明らかにしたものと現在の制服に関する意識調査の2種が存在する。本発表では前者の形をとり、1960年代から2000年代にかけての①都立高校の制服の動向、②制服に関する議論の変遷の概要を紹介する。特に1960年代末から1970年代初頭にかけての高校紛争を軸とした制服自由化の流れと、2000年代以降の再制服化の流れを中心に扱う。このような歴史的研究を通して、今日の学校制服の在り方の課題を制服の持つ歴史的背景、そしてジェンダーの視点も絡めながら参加者の皆様と共に検討したい。

②宮脇明美さん
 中学校の丸刈り校則とは、「男子生徒の髪型は、 全員丸刈りにしなければならない」という校則(生徒心得)
ほとんどの中学生に髪形の自由が認められているのに、 一部の中学生だけが強制的に丸刈りにさせられている。
中学校の「丸刈り校則」は残酷まりない校則。 子どもの人権を完全に無視した校則である。
 私は、1998年から中学校の丸刈り校則の廃止活動を始めた。 きっかけは、 私が開いていたパソコン教室の生徒の悲痛な声だった。「
どうして中学生なると丸刈りにならなきゃいけないのか。 嫌がって長髪校に引っ越す友達がいて悲しい。
なんとかしてほしい。」など。当初、熊本県では、 公立中学校195校のうち105校に丸刈り校則が存在していた。
2006年に全廃。決め手は私の「人権救済申し立て」 により弁護士会の廃止要請や廃止勧告だと思う。 ネットニュースや地域のテレビニュース、
新聞などで大きく取り上げられ、 多くの人にこの丸刈り校則の問題を知ってもらえた。 全国的に全廃されたと思っていたが、2018年、
岩手県の3校で存在を知り電話で抗議。 2019年に3校とも廃止された。 丸刈り校則は過去のものと思っていたが、
未に私の知らないところで存在し、 子どもたちを苦しめているかもしれない。

◆チケット
*一回券 : 一般 \1,500、学生・2021年度ふぇみ・ゼミ寄付者 \1,000、ふぇみゼミ生 \500
*全10回通し券: 一般 \10,000、学生・2021年度ふぇみ・ゼミ寄付者 \8,000

◆お申し込み・学習会の詳細はコチラ
https://kyouiku-femizemi.peatix.com/view

※各回の申し込みは、18時まで。
18時を過ぎての申し込みの方は、「後日動画配信」にて視聴いただきます。

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~学習会 全10回のご紹介~
※日程が終了した講座は、「後日動画配信」にて視聴いただけます。

<教育を問い直す~ジェンダーと民主主義の視点から~>
これまでも多く行われてきた教育に関する研究・実践で取りこぼされてきた課題は何でしょうか。
私たちふぇみ・ゼミは教育に関し、ジェンダーという視点、そして民主主義という視点こそ重要なのではないかと考えています。既存の枠組みを踏襲するのではなく、過去の事例を学びながらも、ふぇみ・ゼミならではの視点、インターセクショナリティ(差別の交差性)を取り入れて教育の問題について皆さまと考えます。

 【第1回】 日時:3月31日(水)19:00~21:00
『「慰安婦」問題を中学生が学ぶということ』
講師:平井美津子さん(子どもと教科書大阪ネット21事務局長)

【第2回】 日時:4月14日(水)19:00~21:00
『子どもの成長・発達に必要な性の学びを取り戻そう~都立七生養護学校「こころとからだの学習」裁判勝利判決を力に~』
講師:谷森櫻子さん(福島県県外避難者相談センター・相談員“人間と性”教育研究協議会(略称:性教協)会員、にいざジェンダー平等ネットワーク代表等)

【第3回】 日時:5月26日(水)19:00~21:00
『「日の丸・君が代」と学校教育』
講師:根津公子さん(元東京公立学校教員)

【第4回】 日時:6月30日(水)19:00~21:00
『「内申書裁判」が教育行政・教育界に与えた歴史的意義』
講師:保坂展人さん(世田谷区長)

【第5回】 日時:7月21日(水)19:00~21:00
『トランスジェンダー生徒の学校経験』
講師:土肥いつきさん(京都府立高校教員)

【第6回】 日時:8月17日(火)19:00~21:00
『民族教育と図工、美術教育の可能性』
講師:金明和さん(朝鮮学校非常勤教員、アーティスト)

【第7回】 日時:9月11日(土)15:00~17:00 ※オンライン開催のみ
『戦後における制服自由化と再制服化(清重めいさん)、わたしの丸刈り校則廃止運動(宮脇明美さん)』
講師:清重めいさん、宮脇明美さん

【第8回】 日時:10月16日(土)15:00~17:00
『脅しと騙しの少子化対策――高校保健・妊活教材事件とその後』(仮)
講師:西山千恵子さん(青山学院大学ほか非常勤講師。「高校保健・副教材の使用中止・回収を求める会」共同代表、「足立・性的少数者と友・家族の会」共同代表)

【第9回】 日時:11月24日(水)19:00~21:00
『欺瞞的な「多様性理解」を越えて』
講師:星加良司さん(東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター 准教授)

【第10回】 日時:12月22日(水)19:00~21:00
全9回を振り返って、まとめ回

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