[CML 062423] 「過剰診断」論撤回・検査拡充の署名のお知らせ

kodera @ tachibana-u.ac.jp kodera @ tachibana-u.ac.jp
2021年 9月 4日 (土) 21:28:20 JST


皆様
福島第1原発事故の被害の「見せない化」が進んでいます。
福島の「県民健康調査」検討委員会が7月26日開かれ、検査で見つかった甲状腺
がんは260人と公表されました。
県民健康調査の集計外で2017年12月末までに甲状腺がんと登録された27人を含め、
少なくとも287人が甲状腺がんと診断されています。
それにもかかわらずこの委員会でも、一部の委員から甲状腺検査廃止が主張され
ています。また3月には国会で細野元大臣が検査縮小を主張し、小泉大臣が検討
すると答えています。さらに最近、『福島の甲状腺検査と過剰診断 子どもたち
のために何ができるか』(あけび書房)という本まで出版されています。
その方たちは事故による被ばく量は甲状腺がんを引き起こすほどではなく、検査
は過剰であり、子どもにデメリットが大きいからやめろと言うのですが、しかし
がんの手術をした医師は過剰治療ではなく、手術をしなければリンパ腺に転移し
て危なかったと言っているのです。
検査縮小の狙いは子どものいのちを守るためではなく、原発事故の影響はなかっ
たというためでしょう。
このような動きを許さないために、福島県「県民健康調査」検討委員会、環境省
に対し、福島県甲状腺がん「過剰診断」論撤回・検査拡充を求める申し入れ書を
提出したいと思います。
その賛同署名を募っています。
第1次集約は9月30日、第2次集約は12月末日です。
下記を開いてみてください。その詳細版には、過剰診断論に対する具体的な批判
がかかれていますのでぜひお読みください。
https://chng.it/x5MbJKs6LB
そしてよろしければ署名にご協力いただければと思います。
またぜひお知り合いの方にも広めていただければと思います。
小寺隆幸














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