[CML 062420] アジア世界KK重要情報(4)
kenkawauchi @ nifty.com
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2021年 9月 4日 (土) 12:53:28 JST
アジア世界KK重要情報(4) 2021年9月4日
私は、河内謙策です。私は、アジアと世界の平和や人権等をめぐる諸問題につき、私が重要と考える情報を皆様に発信させていただきます。私は体調がよくないので、大体月に2回ぐらいのペースでの発信になるかと思います。この情報の転送、転載は自由です。私の意見については、皆様が批判をされることは自由ですが、私は、体の都合があるので、反批判はしませんので、御了解ください。
弁護士 河内謙策 連絡先:東京都豊島区南大塚3丁目4番4-203号(TEL03-6914-3844、FAX03-6914-3884。Email:kenkawauchi @ nifty.com)_______________________________________________________________________________________
“正しいものは正しい“という定理について
私は、さまざまな情報を発信していますが、私の情報を受け取った多くの友人が「発信源は何か」「その情報の発信源は、どういう人か」「その人は、本当に信頼できるか」という質問を寄せてきます。そのたびに、私は、発信源が誰かは重要ではない、自分の頭で、その情報が正しいかを考えることが重要なのだ、と答えるのです。
そもそも、政治的に信頼できる人の立場の情報は正しく、
政治的に信頼できない人の立場の情報は誤りである、という哲学のテーゼが間違っています。スターリン主義下のソ連で、ルイセンコ論争という論争があって、真理と政治的立場は直結しないということが証明されたはずです。しかし、俗流マルクス主義は、政治的に正しいという立場に立ってこそ、正しい政治分析ができる、というテーゼを振り回し、このテーゼにより、多くの人が苦しんできました。私も35年間苦しみ、また誤ったテーゼを人にひろめてきた過去の責任があります。
正しい政治的立場に立ってこそ、真理が発見できる、という例が絶対に皆無というわけではありません。しかし、さまざまな議論のよって立つ政治的立場を吟味しているうちに、あやまった政治的立場に立つ人の正しい政治的分析を見逃したり、議論をする人を批判したり、レッテルを張ることだけが上手になる人がいかに多いことでしょうか。そして、若いときにマルクス主義の天才だった人が、年を取るにしたがって想像力に枯渇する例がいかに多いことでしょうか。
私は、あらゆる政治的議論につき、まず、その議論をする人の政治的立場や過去の来歴や人柄の分析をぬきにして、その議論と現実(ファクト)を突き合わせ、その論理を吟味することを勧めます。そして、その分析が正しければ、多くの場合、その人の政治的立場や過去の来歴や人柄を吟味するまでもなく、その分析は正しいと言い切っていいと考えるのです。それが、私の言う‟正しいものは正しい“という定理です。
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アメリカの軍事力と中国の軍事力の比較について
最近、アメリカと中国の軍事力を比較する論文が目に付くようになりました。
*西村金一「中国による台湾侵攻の可能性を徹底分析」
<https://jbpress.ismedia.jp/articles/print/66565> https://jbpress.ismedia.jp/articles/print/66565
西村氏は、台湾上陸がいかに困難であるかを強調しています。
その分析は、数字に基づいています。また、中国が今、大型揚陸艦の建造になぜ力を入れているかを明らかにします。
*小川和久「これがリアルの台湾有事~上陸侵攻はあり得ない!╌╌╌╌が、この方法で来る」
<https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86424> https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86424
小川氏は、人民解放軍に台湾上陸能力はない、中国は制空権も十分に確保できない、空母キラーミサイルは幻にすぎない、と述べ、したがって中国はなんでもありのハイブリッド戦を挑んでくる、と分析しています。
西村氏の分析も、小川氏の分析も、私には今一歩の感がします。というのは、アメリカでのシミュレーションで、アメリカ軍が連戦連敗だったというのと、うまく適合しないように見えるからです。
中国がサイバー戦の能力でアメリカを上回っているということ、中国の通信衛星破壊能力をアメリカは防備できないこと、中国はドローンの面でもアメリカを上回っているということ、中国の高速度ミサイルをアメリカは防衛できないことは、「常識」ではないでしょうか。これらのことと西村氏や小川氏の分析は、どうもうまくかみ合っていないように見えるのです。
アメリカと中国の核戦争を分析し、アメリカが軍事的に敗北することを示唆するような小説「2034~次の世界大戦~」が世界的に反響を呼んでいます。このエッセンスをテレビ東京が以下のサイトで放送しています。現代の戦争が、どこまできているのか、よくわかる内容になっていますから、ぜひ一見されるよう、強く、お勧めします。
*米中核戦争シナリオ「2034」を検証する[豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス]
<https://youtu.be/4-PG_hNTan0> https://youtu.be/4-PG_hNTan0
中国の国内情勢が激動している模様
中国の国内情勢は、よくわからない点が多いのですが
大変な激動が始まっている模様です。
私のところにきた「渡邉哲也」のニュースでは、中国恒大集団の債務危機が再燃しているという話が、また「大紀元」からは世界第一の三峡ダムが崩壊寸前という話がきているのですが、私はよくわからないので、今必死になって情報を集めています。
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以上
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