[CML 061624] 【団体賛同ご検討のお願い】要請書:日本政府もコロナ関連知的財産権一部免除に支持を(転載)
qurbys @ yahoo.co.jp
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2021年 5月 18日 (火) 07:59:09 JST
紅林進です。
「新型コロナに対する公正な医療アクセスをすべての人に」連絡会 https://ajf.gr.jp/covid-19/network-covid19/
の稲場雅紀さんからの下記団体賛同を求めるメールを転載させていただきます。
(以下、転送・転載歓迎)
【団体賛同ご検討のお願い】要請書:日本政府もコロナ関連知的財産権一部免除に支持を
【団体賛同ご検討のお願い】要請書:日本政府もコロナ関連知的財産権一部免除に支持を
新型コロナに対する公正な医療アクセスを全ての人に!連絡会MLにご登録の皆様 こんにちは。お世話になっています。
本日は、「連絡会」で新たに作成した政府への要請書(添付参照)への団体賛同のお願いでメールをしております。
(賛同はこちら:賛同登録フォーム) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdZKS-XAGZXFlHJUAdK2q-YtuLPbfR7rLhB4ydppB58eMtjIw/viewform
★新型コロナ(COVID-19)は変異株の登場で、特に途上国を中心に深刻さを増しています。世界で「みなが安全になるまで、誰も安全でない」と言われるように、変異株の発生と拡大を防ぎ、COVID-19を収束に向かわせるには、ワクチンを始め、COVID-19の予防、診断、封じ込め、治療に必要な物資を、グローバルな公衆衛生上のニーズに合わせて供給していく必要が出てきています。
★ 昨年10月以降、世界貿易機関(WTO)では、インド、南アなど63か国の共同提案、100か国以上の支持で「COVID-19収束まで、COVID-19に関連する知的財産権を一部免除する」提案が討議されています。これは、COVID-19を早く収束させるために、特許権保有企業が有する独占権を緩和し、世界中の多くの生産者がより対等な立場で、技術移転を受けて必要物資を製造・供給できるようにすることで、世界の公衆衛生上のニーズを満たすことを目的としたものです。
★さる5月5日、この提案への反対国の核をなしていた米国のバイデン政権が、同提案を支持し、交渉を前に進めることへの強い意欲を示しました。フランスのマクロン大統領もこれに続き、現在、欧州連合の国々もこれまでの「反対」の立場を見直しつつあります。オコンジョ=イウェアラWTO事務局長は、12月までに免除について現実的な見通しが出てくるだろうと発言しました。
★ 米国のこの政策転換には、また、大規模なワクチンやジェネリック薬の製造能力を有し、途上国へのワクチンや医薬品供給の要をなしているインドで極端な感染拡大が起こり、供給が見通せなくなったことなど、COVID-19の極めて深刻な現状が反映しています。
★日本はWTOにおいて、上記提案に反対の立場をとり続けてきましたが、5月5日の米国の政策転換発表以来、これについては全く発言していません。日本政府は6月2日にGAVIアライアンスと共催で「COVAXワクチン・サミット」(COVAX事前買取誓約(AMC)増資会合)を予定しています。現在のインドの危機的状況を踏まえ、また、GAVIが米国の政策転換を支持する声明を出している現在、COVAXが持続可能かつ十全な機能を果たすようにするためにも、日本が同提案への支持へと政策転換することが大事です。
「連絡会」では、この状況を踏まえ、添付の要請書を作成しました。皆様、ご一読の上、よろしければご賛同いただけると幸いです。本件賛同については、第1次集約を5月24日(金)に設定しておりますので、よろしければそれまでにご確認、ご賛同いただけると幸いです。
<賛同の方法>
◎以下の「賛同登録フォーム」に所定の事項をご記入の上、ご送信ください。(賛同登録フォーム) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdZKS-XAGZXFlHJUAdK2q-YtuLPbfR7rLhB4ydppB58eMtjIw/viewform
◎大変申し訳ありませんが、今回も、「団体での賛同」をお願いしております。個人で賛同されたい方は、よろしければ、ご自分が参加されている団体で賛同手続きを取って、団体で賛同していただけると大変幸甚です。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
稲場 雅紀
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