[CML 061584] 原発賠償京都訴訟団「 国際社会から見た福島原発事故 ―国際人権法・国連勧告をめぐって私たちにできること」紹介
kodera @ tachibana-u.ac.jp
kodera @ tachibana-u.ac.jp
2021年 5月 14日 (金) 06:37:43 JST
皆様
小寺です
原発賠償京都訴訟団が「 国際社会から見た福島原発事故 ―国際人権法・国連勧
告をめぐって私たちにできること」を5月20日に発行します。避難者の切り捨
てが始まっていますが、国際人権法の観点からもおかしいということを考えるた
めに、ぜひお読みいただければと思います。
5月20日以降書店に注文していただければと思います。税込み770円です。
●冊子の構成
はじめに/人権(human rights)/普遍的定期的審査(UPR)とは/国際人権条約/
国連人権理事会特別報告者/
国内避難に関する指導原則について/京都訴訟団による国際人権法と国連勧告の
活用/
原発賠償京都訴訟原告団について/あとがき/
冊子プロジェクトチーム/原発賠償訴訟・京都原告を支援する会のご案内/注
●冊子の紹介
原発事故の悲惨さから全く抜け出せない日本の怠慢さに対し、長年の多くの方々
からのサポートの努力と共に、原発賠償京都訴訟原告団の1人が国連の人権保障
システムの場で訴えました。
この冊子は、私たちの声が世界の舞台へ届いたことと、その結果、日本政府が国
連から被害者保護のために制度の見直しを行うように詳細な勧告を受けたことが
書かれています。
私たちがふだん当たり前に生活することが、なぜこんなに困難なのでしょうか。
この冊子を通して考えるヒントとなれば幸いです。
●セシリア・ヒメネス・ダマリーさん(国内避難民の人権に関する国連特別報告者)
からのメッセージ
国内避難民の人権に関する私の仕事や、世界中の他の人権保護活動関係者の仕事
において、国内避難に関する指導原則によって示される考え方や信条が私たちの
道しるべになっています。
(中略) 国内避難民の権利を守るための取り組みがすべての国内避難民に最も
良い形で実現することを願っています。私は国内避難民の人権のために支援を引
き続き継続していきます。 (寄稿序文より)
●参考動画
英国エセックス大学ヒューマンライツセンター・フェロー 藤田 早苗さん
「国連特別報告者の勧告の意義」 https://www.youtube.com/watch?v=JefUj2FG2p4
●お問い合わせ E-mail : pt_girls_boys @ yahoo.co.jp
支援する会のウェブサイトをぜひご覧ください。
http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/
小寺隆幸(京都原告団を支援する会会員)
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