[CML 061520] Re: 《原稿募集》 企画『(仮題)私はDV家庭を生きた〜被害者としての子ども世代の声を聴く』
kusayanagi-k
kusayanagi-k @ msj.biglobe.ne.jp
2021年 5月 4日 (火) 20:55:22 JST
メーリングリストご参加の皆様
(リマインダーです)
大東文化大学常勤講師の草柳和之です。心理相談機関「メンタルサービスセンター」
の代表・カウンセラーとして、長年、DV、虐待、性暴力、いじめ問題などトラウマケ
アや加害行為の克服の心理臨床に携わってきました。
現在、当方は、DV家庭に育った子ども世代の方の体験記を募集しておりまして、それ
を編集し、本として出版する企画を持っております。これまで、DV被害女性の体験記
を集めた本の出版はありましたが、子ども世代としての体験記を集めた本はなく、と
ても意義のあるものと考えおります。
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DV家庭を生きた方の体験記を公募する企画本の出版を予定していまして、広く原稿募
集をしております。原稿の集まりがまだ不足しており、延長することにしました。昨
今の想像を絶するコロナ禍により、日々、生きるための何かに忙殺されて、原稿を書
くまでの精神的余裕がなくなっている方も多いことも、原稿が集まりにくい要因の一
つであろうと推察しています。
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新型コロナウイルスによる社会的パニックの影響により、DV・虐待の件数が増大して
いるとの報道もされており、ますます重要な問題となっています。近年は「面前DV」
といて、子どもへのDVの悪影響も注目されてきています。
DV家庭を生きた子ども世代被害者の声をぜひ人々に届けて、DV・虐待のない社会の実
現のためのご協力下さい。知人で該当の方に、この企画の情報をお伝えいただけると
幸いです。
本企画のチラシの内容をコピーして以下の署名の下に貼り付けます。
■サイトでの詳細情報⇒
http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/publish%20plan%202019%20page.htm
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メンタルサービスセンター
代表・カウンセラー 草柳 和之
(大東文化大学非常勤講師)
kusayanagi-k @ msj.biglobe.ne.jp
事務局郵送先:〒176-8799 練馬郵便局留
Tel.03-3993-6147
http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
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《原稿募集》==あなたの体験が本になる! ==
企画『(仮題)私はDV家庭を生きた〜被害者としての子ども世代の声を聴く』
◆編者:草柳和之(大東文化大学講師/メンタルサービスセンター代表・カウンセ
ラー)
◆出版社:解放出版社
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【企画趣旨】
DV(ドメスティック・バイオレンス)をなくしていくことは、夫婦・恋人関係が良
好な関係を築いていくために、また平穏な家庭を作り上げるために、極めて重要で
す。これまでDVは暴力を受ける被害女性の問題を中心に語られてきましたが、最近
は「面前DV」という言葉も使われるように、DVは子ども虐待の精神的虐待として
位置づけられています。
そこで、子ども世代のDV被害者の問題に光をあて、社会がDV家庭で生きる子ど
もの苦しみを理解し、生きやすくするための仕掛けとして、今回の企画を考えまし
た。DV家庭で生きる子どもの生の声を30〜40篇公募し、書籍の体裁を整えて掲載し
ます。
子ども世代被害者が親を見て、何を思い、DVによる悪影響を感じながら、懸命に人
生を生きようとしたか、そのような体験集は、この社会を住みやすくする上で、多く
の人にとって得るところが大でありましょう。本の末尾では、編者が、公募原稿を元
に子ども世代の被害について、解説します。
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【(1)公募原稿の要項】
・応募資格 DV家庭で育った方。
・言語、文体 日本語、「です・ます」調
・原稿 1200〜8000字(これは一応の目安で、8000字を超えても構いません。)
・採用原稿数 30〜40点を選考
・採用原稿への報酬 一原稿500円分の図書カード
・原稿締切 2021年5月末(締め切りを延期しました.)
※DVとは、夫婦・恋人間の暴力を指します。子どもから見れば、父→母、または母→
父の暴力です。
※体験談は、両親間の暴力のみの場合、及び「両親間の暴力+ご自身が親から虐待を
受けた」場合が、原稿応募の条件です。子ども虐待被害のみ場合は、今回の応募条件
にならないことをご理解下さい。
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【(2)原稿提出時に必要な事項】
・本企画専用メールアドレス dvkatei @ outlook.com(出版後に使用停止となりま
す。)
・原稿提出時に必要な情報……氏名、ペンネーム、年齢が何歳代かの記載、性別また
は性自認、住所(図書カード送付用)、職業(可能な方のみ)→氏名・住所以外が本に
記載されます.
・ペンネーム記載がない場合、出版時には「〇〇」と記載されます。希望すれば実名
表記も可能です。
・原稿は、本企画専用のメールアドレスまで、必ずメールでお送り下さい。
・原稿は、メール本文にコピーしてお送り下さい。添付ファイルは避けて下さい。
・個人情報は、本企画以外の目的に使用されることはありません。
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【(3)原稿に盛り込むことが期待される内容】
→以下の内容を全て盛り込む必要はありません。一部のみで結構です。
・親世代の暴力はどのようなものであったか、さらに、それを見て、又は、親からの
言い分を聞いて自分がどう思ったか。
・親のいさかい、不和に対して、自分がどのように振る舞おうとしたか、そして、そ
の結果はどのようなものだったか。
・親世代のDVが、自分の生きにくさとして、どのように影響してきたか。
・自分の生きた家庭がDVであったことを知った時、それをどう思ったか。
・他者から言われたり、扱われたやり方で、自分が混乱したり苦しむ体験となったこ
とは何か。
・他者から言われた言葉、他者からの扱われ方のうち、自分が役に立ったり、助けに
なった体験は何か。
・兄弟姉妹がいる場合、親世代のDVはどのような影響の違いがあったか。
・父親、母親に対して、現在、自分が伝えたいこと、理解してほしいことは何か。
・現在、DV家庭で生きる子どもが生きやすくなるために、世の中の人に理解してほ
しいこと、要望したいことは何か。
・DV家庭で生きたことの苦しさ、ハンディから、いかに前向きな生き方を見いだそ
うとしてきたか。
・自分が作った家庭があれば、それはどのようなもので、今後のようなものにしてい
きたいか。
★本企画では、DV家庭の悲惨さを訴える、という側面に限定しません。子ども世代
被害者が本書を読むことによって勇気づけられたり、周囲の人が子ども世代の負担を
減らす配慮ができる、という肯定的側面も重視しています。
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【(4)原稿提出後の留意点】
・お送りされた原稿は、出来る限り執筆者の意向を尊重しますが、本としての出版に
必要なリライトを行うことがあります。その判断は編者に全面的にお任せいただくこ
とを、ご了承下さい。
・原稿の採否は、全原稿が整った段階で、メールでお知らせします。
・採否、リライトの理由についてのお問合せには応じかねますことを、ご了解下さ
い。
・不採用の原稿への報酬は、ありません。
・報酬の図書カードは、本の出版時に一括して、執筆者に郵送します。
・刊行は2021年秋の予定ですが、原稿の集まり具合や編集の都合により、変動するこ
とがあります。
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【お問合せ】
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メンタルサービスセンター
事務局:〒176-8799 練馬郵便局留
Tel.03-3993-6147/070-5016-1871
http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
【企画・編者紹介】
■草柳 和之=KUSAYANAGI Kazuyuki=
大東文化大学非常勤講師.メンタルサービスセンター代表・カウンセラー.長年,DV
被害者支援に携わると同時に,日本で初めてDV加害者更生プログラムの実践と研究
に着手,実践は新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される. その先駆的取り組みが評
価され、社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞した。資格:日本
カウンセリング学会・認定カウンセラー.
日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員. 著書に『ドメスティック・バイオレ
ンス』(岩波書店), 共著『標準 音楽療法入門 下』(春秋社),他多数. 家庭裁判
所・国の研究機関・自治体・弁護士会・大学・学会等から,幅広く講演や研修会の依
頼を受けており, その優れた研修指導は多くの人々から支持されている.
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