[CML 061503] 特集・「学問の自由」を考える 雑誌『神奈川大学評論』97号

maeda @ zokei.ac.jp maeda @ zokei.ac.jp
2021年 5月 1日 (土) 22:19:59 JST


雑誌『神奈川大学評論』97号が特集・「学問の自由」を考える を組みました。
私も「民主主義と学問の自由の危機」を書かせてもらいました。

特集=「学問の自由」を考える『神奈川大学評論』第97号(2021年)
https://www.kanagawa-u.ac.jp/publication/criticalessay/backnumber/hyouron_97.html

https://www.kanagawa-u.ac.jp/publication/criticalessay/

<昨年、起こった日本学術会議会員に対する首相の任命拒否問題は、「学問の自
由」とは何かという、久しく忘れ去られていた問題を、再び議論する絶好の機会
を与えてくれたといえる。もっとも、昔から学問の自由など守られてこなかった
からこそ、「学問の自由」とは何かという問題が、これまで何度も議論されてき
たことも確かである。大学人として、今「学問の自由」を大真面目に議論しなけ
ればならないということは、結局、学問の自由が危機にあることを意味している
ともいえる。だからこそ、日本や海外で起こった学問への弾圧の歴史を振り返り
ながら、今あらためて「学問の自由」とは何かが問われるべきであろう。>
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特集=「学問の自由」を考える
対談
「学問の自由」を考える金平 茂紀/的場 昭弘
特集評論
民主主義と学問の自由の危機――日本学術会議会員任命拒否事件を考える 前田 
朗

日本学術会議の問題をめぐって――内側から見た日本学術会議 山本 真鳥

知性・学問を疎外する政治 佐野 賢治

言論・メディア状況から学術会議問題を考える 田島 泰彦

権力とメディアのゆくえ 斎藤 貴男

マッカーシーイズム下の大学 黒川 修司

アメリカの音楽の現在―アメリカの今を歌う歌たち― 東 理夫

近代日本の学問弾圧の歴史から考える 古川 隆久 

自由をめぐる闘争――学問と科学の歴史の視点から 藤谷 道夫



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前田 朗
Akira MAEDA
042-644-3140
E-mail:maeda @ zokei.ac.jp
http://www.maeda-akira.net/
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