[CML 061956] 【今日のブログ記事】■(つづき)日本に『三権分立』と『主権在民・民主主義』が存在せず内閣総理大臣が『超独裁者』である根本原因はマッカーサーGHQ総司令官が起案・制定した『日本国憲法』である!(No2)
山崎康彦
yampr7 @ mx3.alpha-web.ne.jp
2021年 6月 29日 (火) 10:11:15 JST
いつもお世話様です!
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。
昨日月曜日(2021.06.28)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.3260】の『今日のメインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。
【放送録画】71分43秒
http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/689816203#
【今日のブログ記事No.3670】
■(つづき)日本に『三権分立』と『主権在民・民主主義』が存在せず内閣総理大臣が『超独裁者』である根本原因はマッカーサーGHQ総司令官が起案・制定した『日本国憲法』である!(No2)
以下の質問と答えを見ればそのことがよくわかるだろう!
1.日本の内閣総理大臣を決めるのは誰か?
それは国民が直接選挙で選ぶのではない。
それは、国会が間接的に選ぶのである。
『議院内閣制』によって、国会が総選挙で衆議院の過半数の議席を獲得した政党の代表者を内閣総理大臣に指名するのである。
憲法規定:日本国憲法第67条【内閣総理大臣の指名、衆議院の優越】1項目『
内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。
この指名は、他のすべての案件に先だつて、 これを行ふ』
(注山崎1)日本の内閣総理大臣は二つの理由(①『議院内閣制』で間接的に選ばれること、②内閣総理大臣が衆議院解散権を持っていること)により、総選挙で『常に勝利する』事が可能であり、その結果同じ政権与党が日本の政治を『半永久的に独占支配』できる仕組みになっている。
(注山崎2)事実戦後の日本では1952年の『独立』以上現在までの69年間も米国傀儡政党・自民党が政権を独占支配してきた最大の理由は上記二つの理由からである。
2.日本の最高裁長官を決めるのは誰か?
それは国民が直接選挙で選ぶのではない。
それは内閣総理大臣である。
憲法規定:日本国憲法第6条【天皇の任命権】2項目『天皇は、内閣の指名に基づいて、最高裁判所の長たる、裁判官を任命する』)
3.日本の国会を召集するのは誰か?
それは国会(衆議院と参議院)の議長ではない。
それは内閣総理大臣である。
憲法規定;日本国憲法第7条【天皇の国事行為】2項『天皇は、内閣の助言と承認により、国会を召集する』
4.日本の衆議院を解散するのは誰か?
それは国会がその任期(4年)を満了して自然解散するのではない。
それは内閣総理大臣である。
憲法規定;日本国憲法第7条【天皇の国事行為】3項『天皇は、内閣の助言と承認により、衆議院を解散する』
(注山崎)日本の内閣総理大臣は自分たちに有利な時を選んで解散し総選挙を実施するので、政府・与党が必ず『勝利』する仕組みになっている。
5.日本で法案を起案し国会に提出するのは誰か?
それは、日本国憲法第41条が規定した国会議員ではない。
憲法規定:日本国憲法第41条【国会の地位・立法権】『国会は国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関である』
実際は内閣がほとんどすべての法案を起案し閣議決定して国会に提出するのである。
これは上記日本国憲法第41条に明確に違反している。
(注山崎)ちなみに米国では国会議員が法案起案権と国会提出権を持ち大統領には法案起案権と国会提出権はない)
6.日本で予算を作成するのは誰か?
それは国会ではない。
それは内閣総理大臣である。
憲法規定:日本国憲法第73条【内閣の職務】5項『予算を決定して国会に提出すること)
(注山崎1)ちなみに米国では国会が予算作成・国会提出権を持ち大統領に予算作成・国会提権権はない)
(注山崎2)日本では内閣が予算作成権。国会提出権を持っているだけでなく、予算に関する他のすべての権限(予算執行権、予算管理権、決算権、徴税権)を内閣が独占支配している。
(No1おわり)
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