[CML 061365] 【日本語ブログ記事No.3619】■私は『フェイクニュースサイト・ネオンネットル』が流した『フェイクニュース』に引っかかった!

山崎康彦 yampr7 @ mx3.alpha-web.ne.jp
2021年 4月 15日 (木) 11:24:50 JST


いつもお世話様です!                         

【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。    

昨日水曜日(2021.04.14)夜に放送しました【YYNewsLiv英仏日語放送No.3209』のメインテーマを加筆訂正して【日本語ブログ記事】にまとめました。
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【放送録画】47分46秒

 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/677495646
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【日本語ブログ記事No.3619】

■私は『フェイクニュースサイト・ネオンネットル』が流した『フェイクニュース』に引っかかった!

私が2017年06月24日に配信した『ネオンネットル』の記事『元MI5エージェントが死の床でダイアナ王女の暗殺を告白』の記事は『完全なフェイクニュース』だった!

私は上記の記事を2017年06月23日のTV放送『YYNewsLive』で取り上げ翌日(2017.06.24)『YYNewsLive今日の注目情報』としてブログ記事配信をしました。

この記事は『完全なフェイクニュース』だったことがわかりました。

▲ 元記事再掲

『元MI5エージェントが死の床でダイアナ王女の暗殺を告白』

ジェイ・グリーンバーグ

19th June 2017  ネオンネットル

http://goo.gl/CTZPdP  (注山崎:既に削除されている)

『ネオンネットル』の記事に掲載されたダイアナ妃と『死の床でダイアナ妃暗殺を告白した元Mi5エージェント・ホプキンス氏』の写真!

(記事抜粋)

1.80歳のジョン・ホプキンスは、英国政府のヒットマンとして働き1973年から1999年の間に23回の暗殺を実施したと告白した元Mi5捜査官である。

2.ホプキンス氏は38年間従事したベテラン捜査官で、彼の仕事は「国家の安全保障に対する脅威」を抱える個人を密かに殺すことが含まれていた。

3.彼の秘密暗殺部隊の犠牲者の多くは、政治家、ジャーナリスト、活動家、組合指導者だった。

4.ホプキンスはダイアナ妃が今まで殺した唯一の女性だと言った。

5.ダイアナ妃はロイヤルファミリーから直接命令が来た唯一のターゲットだった。

6.「ロイヤルファミリーは彼女がチャールズと離婚するという証拠を持っていた。」

7.彼女はロイヤルファミリーの秘密をあまりにも多く知っていた。彼女は大きな恨みを持っていてすべてのを秘密を暴露するつもりだった。

8.「私の上司は彼女は死ぬべきであるとフィリップ殿下から直接命令を受けたと私に言った。我々は事故のように見せかけねばならなかった。」

9.「私は王女どころか女性を殺したことは一度もなかったが、私は命令に従った。女王陛下と国のためにやったのだ。」
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▲ この『フェイクニュース』三つの証拠

仏左翼系日刊紙『Liberation』の2019年10月23日付けの記事『英国情報機関員はダイアナ妃の暗殺を告白していない)』は、この記事が『フェイクニュース』である証拠を三つ挙げています。
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チェックニュース『英国情報機関員はダイアナ妃の暗殺を告白していない』 

le 23 octobre 2019  ラ・リベラシオン

https: //bit.ly/3wRUGUc
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三つの証拠

1.元記事に添付されている男性の病床の写真は、2017年のジョン・ホプキンスの写真ではなく、オーストラリアのウェッブサイトの2010年の記事「病院のベッドから携帯で救急車を呼ぶ男性」の写真だった。

2.ジョン・ホプキンスという名の人物は英国情報機関員には存在しない。

3.事実関係が間違っている。元記事では「ロイヤルファミリーはダイアナ妃がチャールズ皇太子と離婚する証拠を持っていた」となっているが、実際はダイアナ妃の死は離婚後1年だった。

▲ 元記事を流した『Neon Nettleネオンネットル』とは何か?

以下に『フェイくニュース』検証専門サイト『Media Bias Fact 
Check』が調査した『ネオンネットル』の記事に関する検証レポートを転載します。(日本語訳山崎康彦)

D. Van Zandt

July 21, 2018 メデイアバイアス ファクトチェック

https://mediabiasfactcheck.com/neon-nettle/
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● 評価                                

① 陰謀論レベル:最高

② 疑似科学レベル:最高

③ 信頼度:最低

▲ 詳細レポート

バイアス評価:右翼陰謀論と疑似科学

事実報告:低

国:イギリス(35/180報道の自由)

メディアタイプ:ウェブサイト

トラフィック/人気:中程度のトラフィック

MBFCの信頼性評価:低い信頼性

歴史

『Neon 
Nettle』は、独立系のニュースソースです。彼らの自己紹介ページによると「Neon 
Nettleは教育的で示唆に富む記事を配信しています。ネオンネトルは主流メデイアが検閲と巧妙な物語の継続的な報道でその信頼性を低させていると考えます」 
『Neon Nettle』はイギリスのロンドンにあり主任編集者はJackMurphyです。

資金源/所有権

ウェブサイトには所有者名は載っていません。 『Neon 
Nettle』はオンライン広告と寄付を通じて資金提供されています。

分析/バイアス

Neon 
Nettleは、右翼陰謀論と疑似科学のWebサイトです。エイリアン、新世界秩序などに関する多くの記事があります。彼らは『ポリティファクト』(注山崎:政治にまつわる発言・声明の信憑性をファクトチェック 
(事実検証) 
するアメリカのサイト)で『パンツ・オン・ファイア』(注山崎:全くのでたらめ)の主張をしており『フェイクニュース』リストに載っています。彼らは『Snopes』(注山崎:ファクトチェック専門サイト)や他の検証サイトのほとんどが『フェイク』と判断しています。このサイトの正体を見る最良の方法は実際にサイトにアクセスして自分の目で確かめることです。アルミホイルの帽子をお勧めします。

全体として、私たちは『ネオンネトル』を『ティンホイルハット』(注山崎:アルミ箔を数枚重ねてつくるヘッドギアの一種で電磁波やマインドコントロール、読心術から脳をシールドすることができるという考えや信念)レベルの『陰謀論ウェブサイト』と判断しています。彼らは多数の陰謀論を宣伝しフェイクニュースを流すことをベースにしています。(2017年5月1日)更新(D. 
Van Zandt 2018年7月21日)

▲私の結論:

①ネット上には今回のような『フェイクニュース』が飛び交ってるので、今後は十分注意するようにします。

②今回の『フェイクニュース』には騙されたが、私はフィリップ殿下がエリザベス王女の『表の顔』の裏で長年『汚れ仕事』を一手に引き受けていたと確信している。ダイアナ王妃の『事故死』にも深く関与していたと私は思っている。

(おわり)

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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7 @ mx3.alpha-web.ne.jp
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