[CML 061356] 【今日のブログ記事No.3617】■(加筆訂正版)私は『フェイクニュース専門サイト・ネオンネットル』が流した『フェイクニュース』に引っかかった!
山崎康彦
yampr7 @ mx3.alpha-web.ne.jp
2021年 4月 14日 (水) 14:42:32 JST
いつもお世話様です!
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。
昨日火曜日(2021.04.13)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.3207】の『今日のメインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。
【放送録画】66分50分
http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/677352888#
【今日のブログ記事No.3617】
■(加筆訂正版)私は『フェイクニュース専門サイト・ネオンネットル』が流した『フェイクニュース』に引っかかった!
私が2017年06月24日に配信した『ネオンネットル』の記事『元MI5エージェントが死の床でダイアナ王女の暗殺を告白』の記事は『完全なフェイクニュース』だった!
私は上記の記事を2017年06月23日のTV放送『YYNewsLive』で取り上げ翌日(2017.06.24)『YYNewsLive今日の注目情報』としてブログ記事配信をしましたが、これは『完全なフェイクニュース』だったことがわかりました。
▲元記事再掲
『Dying MI5 Agent Admits to Killing Princess Diana in Deathbed
Confession(元MI5エージェントが死の床でダイアナ王女の暗殺を告白)』
Jay Greenberg
19th June 2017 NeonNettle
http://goo.gl/CTZPdP (既に削除されている!)
【画像1】『ネオンネットル』の記事に掲載されたダイアナ妃と『死の床でダイアナ妃暗殺を告白した元Mi5エージェント・ホプキンス氏』の写真!
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(記事抜粋)
1.80-year-old John Hopkins is a retired Mi5 operative who worked as a
hitman for Uk Government and claims to have carried out 23
assassinations between 1973 and 1999.
80歳のジョン・ホプキンスは、英国政府のヒットマンとして働き1973年から1999年の間に23回の暗殺を実施したと告白した元Mi5捜査官である。
2.Hopkins was a 38-year veteran and claims that his job often involved
discretely assassinating individuals who "posed a threat to national
security".
ホプキンス氏は38年間従事したベテラン捜査官で、彼の仕事は「国家の安全保障に対する脅威」を抱える個人を密かに殺すことが含まれていた。
3.Many of his top secret cell's victims were politicians, journalists,
activists, and union leaders. Mr.
彼の秘密暗殺部隊の犠牲者の多くは、政治家、ジャーナリスト、活動家、組合指導者だった。
4.Hopkins claims that Princess Diana was the only women he ever killed,
ホプキンスはダイアナ妃が今まで殺した唯一の女性だと言った。
5."She was the only target where the order came directly from the Royal
family.
ダイアナ妃はロイヤルファミリーから直接命令が来た唯一のターゲットだった。
6."The Royal Family had evidence that she was planning to divorce Charles."
「ロイヤルファミリーは彼女がチャールズと離婚するという証拠を持っていた。」
7."She knew too many Royal secrets. She had a huge grudge and she was
going to go public with all sorts of wild claims."
彼女はロイヤルファミリーの秘密をあまりにも多く知っていた。彼女は大きな恨みを持っていてすべてのを秘密を暴露するつもりだった。
8."My boss told me she had to die. he’d received orders directly from
Prince Philip.and we had to make it look like an accident."
「私の上司は彼女は死ぬべきであるとフィリップ殿下から直接命令を受けたと私に言った。我々は事故のように見せかけねばならなかった。」
9."I’d never killed a woman before, much less a princess, but I obeyed
orders. I did it for Queen and country."
「私は王女どころか女性を殺したことは一度もなかったが、私は命令に従った。女王陛下と国のためにやったのだ。」
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▲三つの『フェイクニュース』の証拠
仏左翼系日刊紙『Liberation』の2019年10月23日付けの記事『Non, un agent
britannique n'a pas avoue avoir tue la princesse
Diana(英国情報機関員はダイアナ妃の暗殺を告白していない)』はこの記事が『フェイクニュース』でるの証拠を三つ挙げています。
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Checknews Non, un agent britannique n'a pas avoue avoir tue la princesse
Diana
(チェックニュース 英国情報機関員はダイアナ妃の暗殺を告白していない)
le 23 octobre 2019 La Liberation
_https://bit.ly/3wRUGUc
__________________
1.元記事に添付されている病床の写真は2017年のジョン・ホプキンスの写真ではなく、オーストラリアのウェッブサイトの2010年の記事「病院のベッドから携帯で救急車を呼ぶ男性」の写真だった。
2.ジョン・ホプキンスという名の人物は英国情報機関員には存在しない。
3.事実関係が間違っている。元記事では「ロイヤルファミリーはダイアナ妃がチャールズ皇太子と離婚する証拠を持っていた」となっているが、実際はダイアナ妃の死は離婚後1年だった。
New!▲元記事を流した『Neon Nettleネオンネットル』とは何か?
『フェイくニュース』検証専門サイト『Media Bias Fact Check』の『Neon
Nettleネオンネットル』に関するレポートを以下に転載します。(日本語訳山崎康彦)
____________________
D. Van Zandt
2018年7月21日 Media Bias Fact Check
https://mediabiasfactcheck.com/neon-nettle/
_________________
●評価
①陰謀論レベル:最高
②疑似科学レベル:最高
③信頼度:最低
●詳細レポート
バイアス評価:右翼陰謀論と疑似科学
事実報告:低
国:イギリス(35/180報道の自由)
メディアタイプ:ウェブサイト
トラフィック/人気:中程度のトラフィック
MBFCの信頼性評価:低い信頼性
歴史
Neon
Nettleは、独立系のニュースソースです。彼らの自己紹介ページによると、「Neon
Nettleは教育的で示唆に富む記事を配信します。ネオンネトルは、主流メデイアが検閲と巧妙な物語の継続的な報道でその信頼性を低させていると考えます」
Neon Nettleはイギリスのロンドンにあり主任編集者はJackMurphyです。
資金提供/所有権
ウェブサイトには所有者名は載っていません。 Neon
Nettleは、オンライン広告と寄付を通じて資金提供されています。
分析/バイアス
Neon
Nettleは、右の陰謀論と疑似科学のWebサイトです。エイリアン、新世界秩序などに関する多くの記事があります。彼らは『ポリティファクト』(注山崎:政治にまつわる発言・声明の信憑性をファクトチェック
(事実検証)
するアメリカのサイト)で『パンツ・オン・ファイア』(注山崎:全くのでたらめ)の主張をしており『フェイクニュース』リストに載っています。彼らは『Snopes』(注山崎:ファクトチェック専門サイト)や他の検証サイトのほとんどが『フェイク』と判断しています。このサイトの正体を見る最良の方法は実際にサイトにアクセスして自分の目で確かめることです。アルミホイルの帽子をお勧めします。
全体として、私たちはネオンネトルを『ティンホイルハット』(注山崎:アルミ箔を数枚重ねてつくるヘッドギアの一種で電磁波やマインドコントロール、読心術から脳をシールドすることができるという考えや信念)レベルの陰謀ウェブサイトと評価しています。多数の陰謀論の宣伝と偽ニュースの配信に基づいています。
(2017年5月1日)更新(D. Van Zandt 2018年7月21日)
▲結論:ネット上には『フェイクニュース』が飛び交っていますので十分注意するようにします!
(おわり)
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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7 @ mx3.alpha-web.ne.jp
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