[CML 059030] Re: 米中軍拡 安田菜津紀&結城康博 コロナ禍の介護現場を語る、介護は人材が第一、貧弱なまま放置したら介護、福祉崩壊の危険性を説く、沖縄慰霊の日に辺野古埋め立てのデタラメを告発する&柳澤恭二 米中軍拡競争に巻き込まれたら日本破綻を語る

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2020年 6月 24日 (水) 21:31:43 JST


みなさん永岡さん

お世話さま

日本の安全は対米、対中、対ロ、対韓、対北朝鮮

を対等に舵を切ること。

これが一番安全です。

 軍拡はシーソーゲームで、歯止めがありません。

日本は対中貿易、自動車・マスク等々対ロも貿易を拡大すれば

戦争を防げます。北朝鮮とは速やかに戦後補償を行い、

関係を改善させることでしょう。

これ以外、日本の生きる道はなく、近隣諸国も歓迎するでしょう。

                   石垣敏夫

 

安田菜津紀&結城康博 コロナ禍の介護現場を語る、介護は人材が第一、貧弱なまま放置したら介護、福祉崩壊の危険性を説く、沖縄慰霊の日に辺野古埋め立てのデタラメを告発する&柳澤恭二● 米中軍拡競争に巻き込まれたら日本破綻を語る

 

 永岡です、J-WAVEのJAM THE WORLD、グローバーさんのナビゲート、水曜日のニューススーパーバイザーはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんでした。

 明日出る週刊文春に、菅原氏の買収スキャンダルが載ります、 <https://bunshun.jp/articles/-/38623> https://bunshun.jp/articles/-/38623 金子恵美さんの言われた通りなら、自民党の議員は国会議員、地方議員ともに全員同様でしょう、つまり、自民党本部を刑務所にしないと冗談抜き間に合いません…

 国家安全保障会議(NSC)について、元防衛官僚、内閣官房副長官補であった柳澤恭二さんのお話がありました。朝鮮半島のこと、金正恩氏が動き出して、トランプ氏との交渉ルートはなくなり、柳澤さん、NSCは2013年に設立で、10年後見直しなのに今は唐突、しかしDPRK、中国の情勢は激変、アメリカも激変であり、見直すタイミング、問題は方向性。

 今まではロケットなどが日本への脅威、イージスシステム、PAC3でやろうとしていたが、それで対応できない、音速の数倍で飛ぶロケットが出てきて、イージスシステムでは対応できない。アメリカは中国との、アジアでの軍事バランスではアメリカ優位は20年前、今は米中対等、アメリカは中国の海での行動をどう阻止するかに変化=今まではアメリカが西太平洋、沖縄~グアムで海軍力を展開してアメリカがいつでも中国を標的にできて、中国はアメリカを妨害する接近拒否のみ、しかし中国海軍が西太平洋に出るのをアメリカがどう阻止するかになっている、アメリカが防勢的、中でもロケットではアメリカでは不利。

 そこで日本の立場、アメリカは日本を拠点に軍事活動するが、日本は中国の射程距離にあり、中でも沖縄、大規模な軍隊がいたら抑止力ではなくなり、逆に沖縄を集中的に攻撃されたら米軍はパー=在日米軍基地集中はアメリカの弱点になり、アメリカは核ミサイルではなく、戦術的なものを封じ込める方向。イージス・アショアより、日本にも敵基地攻撃能力をという意味は、アメリカと日本が一体になったミサイル能力が問われている。

 グローバーさん、軍拡競争なら血を吐きながら続ける悲しいマラソン(ウルトラセブン)かと問われて、柳澤さん、米中対立、焦点はミサイル攻撃能力、相手を上回ると、相手も軍拡、トランプ氏で軍縮をやめて、その際に日本が前線基地になったら、相手からしたら攻撃目標になり、アメリカと一緒にいたら大丈夫は成り立たなくなった。

 国家安全保障戦略の見直し、柳澤さん、軍拡競争でいくらお金を使っても無意味、ミサイルを100%防げないなら、軍事面ではなく、どうやって緊張を和らげるか=話し合いが必要だと説かれました。

 

 8時台に安田さん出られて、安田さん19日になりようやく東京から東北に取材に行けて、3カ月も東北に行けなかったのは3・11以降初のこと、安田さん福島県大熊町を取材、福島第一原発の立地は元々特攻隊の拠点で戦争に関係あり、その取材。そして昨日は沖縄慰霊の日、しかしひめゆりの塔でもコロナ禍で遺族が参加できず、安田さんはずっと東京にいて、大学進学で沖縄から東京に来た人は6月23日の意味を知らないのにビックリ、そして沖縄では東京大空襲の日は知っているかとリプライもあったが、沖縄は基地だらけ、日本軍の時間稼ぎで犠牲、日本軍に殺された、劣悪な環境でマラリアで死んだ人も多く、6月23日の意味を呼び掛ける意味は深い。

 政治家たちは、尊い犠牲のもとに今の日本があると言うが、国の始めた戦争でなぜ国民が犠牲になったか考えないと犠牲が美化されて、沖縄は戦後と呼べるのか、昨日は慰霊の日、安倍氏のあいさつはビデオ、沖縄の自然は破壊されと言うが、安倍氏が辺野古でやっていること、辺野古埋め立ては再開されて、工事予定地に軟弱地盤があり、日本政府は知りつつ公表せず、工費は何倍にもなり、最近のニュースを見たら、イージス・アショア、当初と違うので停止だが、なら辺野古も止めるべき、ヤマトンチュとウチナンチュで差別、せやろがいおじさん、辺野古を容認しているものでも、軟弱地盤は再調査すべきと言い、分断して糸口なしではダメ、沖縄も取材に行きたいと説かれました。

 

 UP CLOSE、コロナ禍と介護現場のこと、介護現場に詳しい、淑徳大学の結城康博さんのお話がありました。概略追跡します。東京では55人感染、介護人材不足は平時から深刻であったのがさらに大変なことになり、感染症で医療の知識がいるのにアドバイスをもらうのは、診療所の下でやるべきだが、病院もコロナ禍で大変、医療知識なしで介護で大変。平時から連携は不足、国も医療と介護というものの、感染症で医療機関は低一杯、しかし介護は止められず、今後第2波の際に危惧される。

 介護施設は密であり、集団感染がおきやすく、マスク、消毒液など大変、病院、大きな介護施設だと調達はできるが、デイサービスは小さく、ドラックストアで買うため物資なし、防護服なし、病院にマスク、防護服を優先して介護施設は後回し。介護士もリスク、熱のある利用者から移る、自ら移す疑心暗鬼。

 家族、訪問看護、遠距離で遠方の家族を介護の例もあるが、県境を越えるなだと大変であり、介護は、在宅介護のプロの場合だけではない、家族が新幹線に乗り行っていた例があり、高齢者が介護を受けられず支援されず、家族が訪問できないのは大変、第2波だと家族の介護は不要不急ではない。デイサービスが閉まると利用者は状態悪化、収束して世間ではマシだが、在宅介護では利用できず足腰の弱体化、高齢者がデイサービス、リハビリにどうするか?

 リスナーより、施設の職員、施設に家族が面会に来れず認知症悪化!84歳の母がデイサービスを利用して、今停止、施設では感染者出ていないが不安、高齢で消毒しない、デイサービスは人出不足で大変、感染が疑われて、運悪く重篤になったら…と通所の再開に不安の子があり、結城さん、家族か定期的に来ないと状態は悪化、面会はガラス越しでもやるべき、オンラインではダメ、今は直接面会もできて、利用者の面会はできたらやってほしい。在宅介護は感染リスクも大変だが、利用せず認知症の悪化、身体的に動かず弊害もあり、在宅介護は感染症リスクと、行かないリスクの両立で大変。コロナにとらわれて、他の健康リスクを抱え込むことになる。

 施設で感染者が出たら職員も大変、施設名が出て偏見、風評被害が危惧される、感染の出ない保証はなく、一人でも出たらサービス中止、今は定員を減らしているが、回数も平時より少なくなり、しかし利用しないともっと悪化、感染ばかり気にせずサービスは利用出来たらやるべき。

 そんなリスクにさらされて働く職員が多数いる。現状改善のために何がいるか、人出不足、物資不足の解決の方策は、平時でさえ人手不足、介護に人材の入ってくる政策は最優先、しかし国で介護に人を呼び込むのは不十分、第2次補正予算でもつかず、介護職員に慰労金は出たものの、今まで頑張ってきた人のため、新しく人材を呼び込むのは問題+介護は離職率も高い、離れた人たちに戻ってもらうのは、介護は大変で派遣社員の方もいて、コロナで介護はさらに大変、国が予算をつけて、戻ってきたらお金を上げる呼び水的なものなしに介護に人は来ない。

 安田さん、離職の背景に賃金が少ないと説かれて、結城さん、低賃金+仕事が大変、人材がいると負担は減り、介護はやりがいを求めているのに、給料が少なく、待遇が悪く人材が来ない。介護施設への支援、デイサービス閉鎖だと、利用者がいなくなり施設が経営難になり、コロナ禍で利用控え、閉める事業所も出て、サービス低下、介護保険以外の下支えはなく大変。一部の事業所が閉鎖になると他の事業所が負担の増えることになり、サービス低下は深刻な問題。

 政府は骨太の方針、介護にデジタル化というものは、介護の記録に効果はあっても、介護は最後だと人と人の接触であり、人材が少なくて済むものではない、デジタル化で介護はほとんど効果はなく、人材なしで介護は無理、人材確保は必須、デジタル化で人出不足は解消されない。

 そして、コロナ禍も多岐にわたり、利用者の家族がお金で困る例があり、減免措置はどうか、一部の家族は収入がなく、高齢者は年金のみでお金を出せず、そういう人たちに助成金は必須。生活保護は厳しいハードルがありそこまで行かないと(生活保護は10かゼロ)の支援は必須。

 実質的に、介護の再開、施設の再開には環境も要り、ゾーニング、マスクを揃える、ソーシャルディスタンスで費用がかかり、今の介護報酬は平時のものでコロナを想定せず、そこに税金を投入、第2波に備えて予算措置と準備、事業所が体力を持たないと大変なことになる。

 リスナーにも利用者あるいはその家族もいて、介護現場の勤労者を支えるために何が必要か、利用者、ヘルパーさんに感謝の言葉、一言で従事者は元気になり、そこからやるべき。介護は人と人のもの、ありがとうの一言でモチベーションは激変。この時医療崩壊といわれていたが、介護、福祉崩壊もなくさないといけないと締めくくられました、以上、安田さん、結城さんのお話でした。

 



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