[CML 058968] 【今日のブログ記事No.3427】■米国と同じく日本でも『コロナバブル』はすでに始まっている!

山崎康彦 yampr7 @ mx3.alpha-web.ne.jp
2020年 6月 19日 (金) 09:01:05 JST


いつもお世話様です!                         

【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。    

昨日木曜日(2020.06.18)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.3018】のメインテーマを加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。

【放送録画】58分33秒

https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/623019114

【今日のブログ記事No.3427】

■米国と同じく日本でも『コロナバブル』はすでに始まっている!

米国では米中央銀行FRBが『信用創造』した資金が『コロナバブル』を発生させ米国の富裕層にこの3カ月で『5660億ドル=約62兆円』もの資産を増やさせた。

アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏はこの3カ月で『362億ドル=約4兆円』も資産を増やしたのだ。

▲同じ『コロナバブル』は日本ですでに始まっている!

今日本の市中銀行は優良企業や金持ち個人に対して『金利ゼロ』での『融資』を盛んに勧誘している。

このことが意味するところは、日本の市中銀行には今『有り余る資金』が手元にあるということである。

▲この資金はどこから来たのか?

この資金は、日銀が『コロナ禍救済』を目的に『コロナ禍救済資金』を一万円札を大量増刷して『信用創造』して市中銀行に『投下』した資金である。

しかし日銀が市中銀行に投下した巨額な『コロナ禍救済資金』は『コロナ禍』に苦しむ国民や中小零細企業に直接に供給されることなくすべて民間銀行に流れるのである。

▲なぜ日銀の『信用創造資金』は必ず民間銀行に投下されるのか?

これこそが国民に隠された『巧妙な仕組み』である!

なぜならば、日銀が『信用創造』した資金全額を必ず『民間銀行』に投下することは、日銀資金の『融資先決定権』と『融資条件』すべてを『民間銀行』に与えるということである。

今回日銀が『信用創造』した『コロナ禍救済資金』は民間銀行に投下された後個人や企業に貸し出されるわけであるが、民間銀行は通常の『融資業務』と同じく『厳格な与信審査』を行った上で『金利』をつけて貸し出すのである。

その結果、民間銀行に潤沢に投下された『コロナ禍救済資金』は『コロナ禍』に苦しむ多くの国民や中小零細企業には届かず、融資先が決まらない『余剰資金』として民間銀行に残ってしまったのだ。

その『余剰資金』は、利益率の高い株や債券などの『金商市場』に流さ株価を上げ富裕層の資産を激増させるのである。

▲中央銀行が『信用創造』した資金は『民間銀行』を通さず直接個人と企業と地方自治体と政府に『投下』せよ!

このことをしないで、この『巧妙な仕組み』を温存したまま中央銀行に『信用創造』させて大量の資金を用意させても、肥え太るのは富裕層と金持ちと銀行でしかないのである。
(おわり)

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