[CML 058955] 【今日のブログ記事No.3425】■山本太郎れいわ代表は『20兆円都債発行』で財源を確保すると主張しているが『都債発行の仕組み』を本当に理解しているとは私到底思えない!(No1)
山崎康彦
yampr7 @ mx3.alpha-web.ne.jp
2020年 6月 17日 (水) 07:50:34 JST
いつもお世話様です!
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。
昨日火曜日(2020.06.16)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.3016】のメインテーマを加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。
【放送録画】77分30秒
https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/622599796
【今日のブログ記事No.3425】
■都知事選に立候補者した山本太郎れいわ新選組代表は『20兆円都債発行』で財源を確保すると主張しているが彼が『都債発行の仕組み』を本当に理解しているとは私には到底思えない!(No1)
_________________________
【関連記事】
▲【文字起こし全文】山本太郎 東京都知事選挙 立候補表明記者会見 2020年6月15日
国会内
https://taro-yamamoto.tokyo/20206151-2/
______________________
▲東京都が『20兆円の都債』を発行して『20兆円の財源』を確保するということはどういう『仕組み』なのか?
それは東京都が発行した『20兆円の都債』を民間銀行が引き受けて『20兆円』を都に利子付きで『融資』するということである。
すなわち東京都は民間銀行から利子付きで『20兆円の借金』をするということである。
因みに東京都がこれまで発行した『都債』の残高=『起債残高=東京都の借金』は2020年度予算で『4.8兆円』である。
もしも山本太郎都知事が誕生して新たに『20兆円の都債』を発行するとすれば、東京都の『起債残高=東京都の借金』はこれまでの分と合わて『24.8兆円』となる。
東京都の実質GDPは106兆4000億円(2019年度)であるから『東京都の借金=24.8兆円』はGDPの『23.3%』となる。
もしも『都債』が『10年債』とすると東京都は今後10年間にわたって、①2.48兆円の元本と②2480億円の利子(年利1%とすると)を民間銀行に支払い続けることになる。
東京都が支払うと言うことは、東京都民が『税金』で民間銀行に返済するということである。
▲政府が毎年『国債』を発行し地方自治体が毎年『地方債』を発行して民間銀行に引き受けさせるというのは、国と地方自治体に民間銀行から『利子付きの借金』をさせるて民間銀行に①元本の確実な返済と②利子利益を与える『巧妙な仕組み』なのである!
山本太郎代表はこの仕組みを理解した上で『20兆円都債発行』を主張しているとは私には到底思えない!
▲山本太郎代表が主張すべきことは『国債』や『地方債』に財源を求めるのではなく『実体経済』の数十倍規模に膨れ上がった『金融経済』に課税することで全く新らしい財源を確保せよ、ということなのだ!
(No1おわり)
*************************
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】
情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7 @ mx3.alpha-web.ne.jp
*************************
CML メーリングリストの案内