[CML 058933] シーラッハ原作もよいドイツでの 社会派ものよ「コリーニ事件」

大山千恵子 chieko.oyama @ gmail.com
2020年 6月 15日 (月) 07:11:02 JST


「コリーニ事件」 <https://bookmeter.com/books/6547697> フェルディナント・フォン・シーラッハ
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%8F>
創元推理文庫

薄い文庫本。映画
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/3bdc7d528ad104583426a46cf0f7245b>
に惹かれて原作を読む。中身が重い本。

82 取り調べに弁護士が同席してる。日本と大違い。その後で捜査官が弁護士の悪口を被告人に吹き込むのは同じだが。

92 金持ちは新聞にアイロンをかけるんだ。使用人が調理場で。

163 パルチザン フランスだけで3万人が処刑される。ナチ支配下全域では10万人が殺される。

174 法律で時効に 1968年、そんな時に成立した法。

178 そのドレーアー法 名前の由来の奴 検事は戦争中に食べ物を盗んだ者や、衣料配給券を買った女に死刑を求刑したんだと それで禁錮15年の判決だって

190 映画でも最後に泣いてしまったが、本でも泣いた。泣く意味が少し違ったけれど。





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大山千恵子
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