[CML 059168] Re: 「れいわ公認・大西つねき氏がナチス顔負け『高齢者の命を選別すべき』『その選択が政治』発言

motoei @ jcom.home.ne.jp motoei @ jcom.home.ne.jp
2020年 7月 9日 (木) 06:57:09 JST


                    (情報記載いしがき)
「れいわ公認・大西つねき氏がナチス顔負け『高齢者の命を選別すべき』『その選択が政治』発言
小塚です。
れいわ、に関してはコメントしないことにしておりましたが、
昨年の参院選に、れいわ、の比例から公認候補として、
出馬していた人物、大西つねき氏が、
都知事選中の今月7月3日にyoutube公開動画で
「高齢者の命を選別すべき」という発言をしていました。
動画は現在削除されております。
看過できない問題なので、こちらに投稿します。

日刊IWJガイド 2020年7月8日

 山本太郎氏が代表を務めるれいわ新選組の公認候補である大西つねき氏が、
YouTube上で自らの政策を語る動画で、ナチス顔負けの「高齢者の命を選別すべき」
という発言をした。信じられない発言に、批判が巻き起こっている。

 しかし、れいわ代表の山本太郎氏は
大西氏を「除名しない」と声明!! 2020.7.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/477830
大西氏の動画は「#大西つねき #ツネキスト #私が総理大臣ならこうする」というシリーズの7月3日にライブ配信された「『正しさ依存症』とそれを生み出す教育について」という回で、下記URLで置かれ7日まで見ることができたが、すでに削除されている。

	• 大西氏動画(削除済)https://www.youtube.com/watch?v=whuSV-Uq2_A
 大西氏は動画で、「高齢者を長生きさせるのかっていうのは、我々真剣に考える必要があると思いますよ」と語った。その理由を「介護の分野でも医療の分野でも、これだけ人口の比率がおかしくなってる状況の中で、特に上の方の世代があまりに多くなってる状況で、高齢者を……死なせちゃいけないと、長生きさせなきゃいけないっていう、そういう政策を取ってると、これ多くのお金の話じゃなくて、もちろん医療費とか介護料って金はすごくかかるんでしょうけど、これは若者たちの時間の使い方の問題になってきます」と述べた。

 さらに「こういう話、たぶん政治家怖くてできないと思いますよ。命の選別するのかとか言われるでしょ。生命選別しないと駄目だと思いますよ、はっきり言いますけど」と、生命の選別を肯定。そして「何でかっていうと、その選択が政治なんですよ。選択しないで、みんなにいいこと言っていても、たぶんそれ現実問題としてたぶん無理なんですよ」と、それが政治であると言い放った。

 結論として、「だからそういったことも含めて、順番として、その選択するんであれば、もちろん、高齢の方から逝ってもらうしかないです」と、高齢者に先に死んでもらうしかないと明言したのである。

 「逝ってもらう」とは、寿命が来る前に、まだ生きている人を「殺す」ということである。高齢者の組織的大量殺戮を堂々と宣言したようなものだ。こんなことを「政治」の仕事だと公言する人物が、一度は国会議員を目指して立候補したということ自体に、寒気を感じる(大西氏の該当発言全体は本記事の文末に掲載します)。

 こうした考え方は、「生産性で人間をはからせない」として、重度障害者の舩後靖彦氏と木村英子氏を擁立し、国会議員として当選させたれいわ新撰組の方針と、正反対の思想のはずである。なぜ、こんなスローガンを掲げた政党に、こんな殺人煽動を公然と行う人物がまぎれこんでいたのか? これは果たして偶然なのだろうか?

 大西氏は自らの考え方を「超本当に合理主義」などと表現したが、生産性の落ちた高齢者から、順番通りにジェノサイドする思想が「合理的」であるというなら、戦前のナチスや大日本帝国で猖獗をきわめた「優生思想」以上にそれは「合理的」で、はるかにおそましい。。


こうした発言をすれば「ただちに辞職勧告か除籍」が「政界の常識」のはずである。山本太郎氏は、究極のヘイトスピーチともいえる今回の大西「命の選別」発言を許し、れいわ新撰組をどこに進めようというのだろうか。

 こんな生ぬるい処置と、こんな薄っぺらい謝罪ひとつで、誰が「はい、そうですか」と信じ、許し、受け入れることができるだろうか。

 大西氏は謝罪のコメントが、「政治家としてあるまじき」というが、そもそも大西氏はまだ「政治家」を続けるつもりなのだろうか!? その神経が理解しがたい。

 また、政党に所属させておく、山本太郎代表の判断も理解しがたい。体面上、大西氏の口を封じ、形だけ謝罪や撤回したところで、大の大人の頭の中や腹の中が半日やそこらで変わりうるものか。

 また、その程度で変わるほど、薄っぺらい頭の中身だったのなら、同じその頭で、金融についての理論を開陳していたのも、中身は相当に怪しいと疑ってみるべきだろう。

 大西氏は、当然、政界はもとより、言論界からも去るべき人物である。一度吐いた唾はのみこむことはできない。60代以上の世代にとっては他人事ではない。「いずれ死んでもらう」と言われた言葉と、言った人物を誰が忘れられるだろう。

 大西氏の言動を、こんな甘い態度でかばった山本太郎氏にも強い疑いを抱く。大西氏を見出して、れいわの公認候補にすえたのは、山本太郎氏である。その、人を見る目のなさ、その判断力の甘さについて、山本氏は真剣に反省しているだろうか。

 山本氏、大西氏の両者とも、オープンな会見を開いて臨むべきである。

 高齢者ヘイトは、現代において、目立たず、しかし静かに進行している危険思想である。数年前、すべての社会矛盾を高齢者の存在に押しつける漫画がベストセラーになったことがあった。大西氏の発言は、高齢者ヘイトから何歩も先に足を踏み込んでジェノサイドまでを肯定する。自分たちから見て邪魔なものは容赦なく殺す。オウムのポアと何が違うのか。




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