[CML 059157] FW: 、東京都知事選挙結果から
motoei @ jcom.home.ne.jp
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2020年 7月 7日 (火) 06:52:17 JST
(情報記載いしがき)
2020年7月6日
みなさん、上村さん
ご意見ありがとうございます。
>一番の敵は投票に行かない棄権者です。
これは誤りでしょう。
棄権者は私たちに直接害を与えていません。
安倍政権は、教育基本法の改悪から、特定秘密保護法、組織的犯罪処罰法、「集団的自衛権の行使」閣議決定、新安保法制の強行採決、他、文書、記録隠し、改ざん処分、責任転嫁、モリカケサクラ、黒川問題、拉致問題・朝鮮への戦後補償のサボタージュ、コロナ問題非公開等々、枚挙に暇(いとま)がありません。現在は敵基地攻撃論までマスコミに流し、日本を急激に崩壊させています。
棄権者は民主党政権成立の際、年金問題と反貧困村で、自分たちが選挙に行けば政権が変わりそうだ、と認識され、投票所に向かったのです。今回の都知事選、山本太郎氏と宇都宮氏の立候補を見てこれでは投票に行っても無駄だと先読みして、行かない方が多かったでしょう。
それと民主党政権で野田首相(当時)が安倍と同様消費税を上げる、と述べたことでしょう。「これでは自公政権と変わらない」と認識され、ますます投票に行かなくなったのです。
棄権者に、「野党統一で安倍政権によって壊されていく、日本の現実を一緒に何とかしましょう」と訴えることであって、棄権者は陰の同志とみることが大切だと考えています。
野党批判についてはマスコミ批判と同様いろいろあります。
私たち個人もそれぞれ問題を持っています。
それは小異と考え、根幹は安倍政権に起因することで
小異の問題を追及していては、野党統一は実現できません。
野党の非統一を一番望んでいるのが安倍政権であり、貧困格差を無視している財界でしょう。
敵の自公は意見の相違があっても分裂していません。
公明党の自民党支えが今日の悪質安倍政権を支えているとも言えるでしょう。
石垣敏夫
東京都知事選挙の件
石垣様
上村です。
石垣様のことは埼玉9条の会の堀口さんからよく聞いています。
さて、早速ですが、石垣さんは敵は安倍体制であるとおっしゃていますが私の認識とは大いに異なります。
一番の敵は投票に行かない棄権者です。そしてもう一つの敵は似非野党を語る維新と国民民主(連合)、そして市民の力を信じない枝野幸男立憲民主です。特に枝野については立憲立ち上げの精神を早々と放棄してしまい、組織を持たない一般市民には頼れないということで連合に頼る方向に軸足を移してしまったことです。
確かに選挙となれば浮き草のような一般市民に頼ることは大変不安だと思います。
しかし、前回の参議院選挙と今回の都知事選での山本太郎の闘い方をみれば、多くの組織を持たない一般市民が動き、世間やマスコミも耳目を向けるということになっています。
これまで、多くの国政選挙、地方首長選において維新や国民民主が真の野党と言える共産や社民+良心的立憲議員の敵対行動をとってきているこはご承知のとうりだと思います。
特に国民民主は選挙に関わってきた皆様はよくご承知だと思いますが、連合以外に支持基盤がないので、世論調査においても支持率は1%程度と以上に低い状況です。
まだ立憲の方がかすかな結党時の望みから一般の方の支持を得て、支持率は6~8%近辺に収まっています。
これらのことから、私たち市民が今後の自公打倒の闘い方として策略を考えたとき、自公の組織票(30%程度)は敵には違いないのですが、これを崩すことは出来ないので、山本太郎の一般市民を政治に向かわせる方法が近道ではないかと思います。
よく、災害や今回のコロナで困った状況に置かれてしまった人たち、非正規や低賃金、長時間労働で精神的に病んでしまった人たちを自己責任ということが言われますが、そのような明日に希望が見いだせない人たちほど選挙に行かない傾向が強いのです。どうせ自分の一票が何になるんだ、政治なんて自分には関係ないし、興味もない。
このような考えから、いま現実に困っている人ほど投票に行かないのです。
すなわち、投票に行くことによって政治が変わり、自分も変わるということが分かっていないのです。
自己責任と言われる方達に言いたい。貴方が投票に行かなかったことをもって、現状困った状態にしてしまっているとしたら、それは、自己責任でしょうと。
今一番求められるのは投票に行かない一般市民の覚醒です。
私たちが力を注がなければならないのはこの点だと思います。
連合や国民民主と手を組んで野党共闘といわないことを私達が自覚しなければならないと思います。
反論があればお待ちします。
(情報記載いしがき)
みなさんお世話さま
若者が令和(太郎さん)に魅かれる心、これは宇都宮さんにない大きな利点でしょう。
<小異を残し大同につく>。
これが欠けている現在、安倍や小池は「野党は小者だらけだ」と
陰で大笑いして祝勝会をしていることでしょう。
「敵は安倍体制である」という認識の甘さが野党統一を妨げていると
思いますが。
安倍・小池より、宇都宮さんの方が、あるいは山本太郎さんの方が良い、と誰もが言います。
お二人と一緒に話をして、安倍・小池を倒すために折り合いをつけ、どちらかがおり、応援する、という美濃部都政のときのように、
仲介する学者・文化人がいなことが非常に残念です。
野党共闘ができ、勝てるかもしれない、と思えば棄権者も
投票所に足を運びます。民主党政権誕生のときがそうでした。
石垣敏夫
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