[CML 059138] Re: 「キューバは中国への内政干渉を糾弾する」

motoei @ jcom.home.ne.jp motoei @ jcom.home.ne.jp
2020年 7月 5日 (日) 08:02:52 JST


みなさん、
嶋田さんお世話さまです。
この見解は正論でしょう。
日本もアメリカ帝国主義に未だに支配されている、
と言っても良いでしょう。
(「日米安保」は戦勝国の押しつけで75年も経過)
北方領土も返還されていない。
「全世界から外国人基地を撤去せよ。」
という当然の要求を常に発信しなければなりません。
中国政府の香港市民弾圧は、安倍政権の憲法無視、集団的自衛権の行使、特定秘密保
護法・組織的犯罪処罰法・新安保法制の強行採決と同様でしょう。
                        石垣敏夫

Subject: [CML 059134] 「キューバは中国への内政干渉を糾弾する」

昨年9月に出されていた香港についてのキューバ外務省の声明です。

簡潔ですが、反帝国主義と国際法の原則に則ったもので、とくに、

「1997年、香港の中国主権への返還は歴史的正義の行為であり、中華人民共和国の平
和的精神の表れである。同国は帝国主義列強に不平等条約を強要された犠牲者であっ
たにもかかわらず、だ。」

というところは、返還前のイギリス支配を正当化するようなattac関係者による歴史
修正主義的な声明にはない、きわめて基本的な歴史的事実であると思います。

嶋田


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http://misiones.minrex.gob.cu/ja/articulo/kiyubahazhong-guo-henonei-zheng-ga
n-she-wojiu-dan-suru


キューバ共和国外務省声明

「キューバは中国への内政干渉を糾弾する」



過去数週間、香港特別行政区では激しい抗議デモと破壊行為が続いており、我々は懸
念をもって注視してきた。外部から扇動されているこれらの活動は中華人民共和国内
の政治、経済、社会秩序を混乱させ、不安定化を引き起こそうとしている。



1997年、香港の中国主権への返還は歴史的正義の行為であり、中華人民共和国の平和
的精神の表れである。同国は帝国主義列強に不平等条約を強要された犠牲者であった
にもかかわらず、だ。

それ以降、現行の地位の下で香港は中華人民共和国の不可分の領土となり、経済的安
定と繁栄を伴う堅実な発展を遂げてきた。それを支えたのは、「ひとつの中国」及び
「一国二制度」原則が成功を収めたことである。



キューバ外務省は中国への内政干渉を糾弾すると同時に、中華人民共和国の主権及び
領土一体性を侵害するいかなる試みにも反対するものである。



キューバは、北京の中央政府及び香港当局による事態の収拾、平和の維持、安定の回
復に向けた取組みを支持するものである。



中国当局には一連の不安定化活動を収束させ、正常復帰させる能力と知恵があるもの
と我々は固く信じている。



2019年9月5日、ハバナ





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