「とめどなく囁く」 <https://store.tsite.jp/daikanyama/blog/humanities/6694-1541180507.html> 桐野夏生 幻冬舎 さて、失業3日め。 わたしと全く違う小説を読む詠む。*早樹は41歳。富豪の妻だ。*第1頁から、セレブ感たっぷり。 でも*なぜか早樹に同調していく。*親が公立学校教員という出自のせいか。夫をなくした過去のせいか。 そういえば*70歳超えの富豪も、突然に配偶者をなくしたことが「しこり」に*なっているのが次第にわかる。 サスペンスフルな展開のあと、最後はこうなるのかと感慨に耽る。 東京新聞などに連載された人気の本。図書館1年待ちだもんね。 -- 大山千恵子 ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama