[CML 057688] 【今日のブログ記事No.3300】■(訂正加筆版)反貧困国際NGO『オックスファム』が昨日発表した年次報告書はいつものように『事の本質』を隠している!
山崎康彦
yampr7 @ mx3.alpha-web.ne.jp
2020年 1月 21日 (火) 11:46:31 JST
いつもお世話様です!
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。
昨日月曜日(2020.01.20)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.2922】の『メインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。
【放送録画】83分24秒
https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/589200593
【今日のブログ記事No.3300】
■(訂正加筆版)反貧困国際NGO『オックスファム』が昨日発表した年次報告書はいつものように『事の本質』を隠している!
スイスに拠点を置く反貧困国際NGO『オックスファム』は、毎年ダボス会議開会の前日に年次報告書を発表しているが、昨日(2020年1月20日)発表された年次報告書もいつものように世界の『貧困と不平等』の解決策は『最富裕層への追加課税』だと主張している。
▲『オックスファム』の主張
1.世界のビリオネア(10億ドル以上の資産を持つ人)の数は、過去10年間で倍増し、最富裕層2153人は最貧困層46億人(世界人口の60%超)よりも多くの財産を保有している。
2.世界の最富裕層1%がわずか0.5%の追加の財産税を10年間支払えば、高齢者介護と保育、教育、保健の業界に1億1700万人分の雇用を創出可能な金額を賄える。
上記の『最富裕層への追加課税』は一見正しい解決策のように見えるが、『事の本質』を隠した解決策でしかない!
なぜならば世界の『貧困と不平等』の『本当の元凶』は、世界の『最富裕層』ではなく、『実体経済』の利益を吸い取り数十倍の規模に肥大して『実体経済』を全面破壊している『金融経済』だからである。
▲肥大化した『金融経済』は『貧困と不平等』ばかりではなく、世界規模の②『テロと戦争と大量破壊兵器』、③『「人間の尊厳」の破壊』、④『原発』、⑤『気候変動と地球環境破壊』の『元凶』でもある!
世界規模で『テロと戦争』が勃発し『大量破壊兵器』がなくならのは、世界の『金融経済』を支配している『ロスチャイルド国際金融マフィア』が米英仏イスラエルの軍需産業に莫大な金融援助をして『儲かる戦争』を世界中で起こし『第三次世界大戦』を企てているからである。
世界規模で『人間の尊厳』が破壊されているのは、、世界の『金融経済』を支配している『ロスチャイルド国際金融マフィア』の代理人である各国支配階級の独裁政権が、抵抗する各国市民を残酷に弾圧しているからである。
日本の『2011年3.11福島第一原発大事故』による大規模な『放射能汚染』もかかわらず世界規模で『原発』がなくならないのは、、世界の『金融経済』を支配している『ロスチャイルド国際金融マフィア』が原発の燃料である『ウラン』を独占しているからである。
世界規模で『地球温暖化』による『気候変動』と『地球環境』が破壊されているのは、世界の『金融経済』を支配している『ロスチャイルド国際金融マフィア』が独占する『石油』の大量消費でCo2を大量放出してきたからである。
すなわち『オックスファム』は、諸悪の根源である肥大化した『金融経済』を隠し『世界の最富裕層2153人』を悪者に仕立て上げているのだ。
▲『実体経済』と何か?『金融経済』とは何か?
『実体経済』とは、我々の日々の労働によって『価値』を生み出す『実物経済』である。
『金融経済』とは、『実体経済』から派生した『カネと金融商品』を『売買』するだけで何の価値も生まない『実体のない博打経済』である。
▲『実体経済』と『金融経済』の関係とは何か?
『金融経済』とは『実体経済』が生み出した各種『金融商品』を『証券化』して世界規模で売買して巨大化したものである。
『実体経済』と『金融経済』の関係をわかり易く言うと、『実体経済』は人間の『健康細胞』であり『金融経済』は『癌細胞』ということになる。
すなわち『金融経済』とは『実体経済』である人間の『健康細胞』に取り付き、養分を吸い取って周囲に毒素をまき散らして死ぬまで肥大化する『癌細胞』なのである。
▲『本当の解決策』とは何か?
それは『オックスファム』が主張する『最富裕層への追加課税』ではなく『金融経済全体への課税』である。
これによって『金融経済』を『縮小』させて『実体経済への破壊』を停止させ『実体経済』を『復活』させることである。
▲『オックスファム』や経済誌『フォッブス』が毎年取り上げる『世界長者番t付け』の中に資産50兆ドル(約5500兆円)の『欧州ロスチャイルド家』のような『本当の金持ち』の名前は決して出てこない!
●『フォッブス』が発表した2019年6月時点の『世界長者番付け』
【画像】世界長者番付
No1.ジェフ・ぺゾス:約16兆8000億円 アマゾン・ドットコム創業者
No2.ビル・ゲイツ:約11兆円 マイクロソフト創業者
No3.ベルナール・アルノー:約10兆5000億円 LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン会長
No4.ウォーン・バフェット:約9兆円 バークシャー・ハサウェイ経営者
No5.マーク・サッカーバーグ:約7兆5000億円 フェイスブックCEO
No6.ラリー・エリソン:約6兆9000億円 オラクル創業者
No7.アマンシオ・オルテガ:約6兆9000王権 ザラ創業者
No8.カルロス・スリム:約6兆6000億円 アルメックス会長
No9.フランソワーズ・べタンクールメイエール:約6兆円 ロレアル
No10.マイケル・ブルームバーグ:約5兆8000億円 ブルームバーグ創業者
▲以下のような『本当の金持ち』は隠されている!
①ユダヤ系大財閥
ロスチャイルド家
オッペンハイマー家
ウォバーグ家
ベアリング家
②米国の大財閥
ロックフェラー家
モルガン家
メロン家
デュポン家
ヴァンダービルト家
グッゲンハイム家
ハリマン家
カーギル家
ウールワース家
カーネギー家
フォード家
ブッシュ家
③欧州の王族・貴族
ウインザー家(英国王室)
タクシス家
サヴォイ家
ハプスブルグ家
④バチカン
⑤中東の王族
サウジアラビア
カタール
オーマン
UAE
_______________________________
【該当記事】
▲世界の最富裕層2153人、最貧困層46億人よりも多くの財産を保有 オックスファム
2020年1月20日 AFP日本語版
https://bit.ly/366FuD
米ドル紙幣(2018年5月23日撮影、資料写真)
【1月20日 AFP】国際NGOオックスファム・インターナショナル(Oxfam
International)は20日、世界のビリオネア(10億ドル以上の資産を持つ人)の数が過去10年間で倍増し、最富裕層2153人は最貧困層46億人よりも多くの財産を保有していると発表した。46億人は世界人口の60%超に相当する。
【図解】世界長者番付
オックスファム・インド(Oxfam's India)のアミターブ・ベハール(Amitabh
Behar)最高経営責任者(CEO)は、「われわれの破綻した経済は、庶民の男女を犠牲にしてビリオネアと大企業のふところを肥やしている。そもそもビリオネアを存在させるべきかという疑問が出てきても不思議ではない」とコメント。「貧富の格差は、計画的に不平等を解消する政策なくして解決できない」と指摘した。
オックスファムの世界の不平等に関する年次報告書は、スイスのダボス(Davos)で開かれる世界経済フォーラム(WEF)の年次総会を前に発表されるのが慣例となっている。
報告書には驚くべき統計が複数含まれており、「世界で最富裕層22人は、アフリカの女性全員よりも多くの財産を持っている」との記述もある。
また、世界の最富裕層1%がわずか0.5%の追加の財産税を10年間支払えば、高齢者介護と保育、教育、保健の業界に1億1700万人分の雇用を創出可能な金額を賄えるという。
オックスファムの統計は、米経済誌フォーブス(Forbes)とスイス金融大手クレディ・スイス・グループ(Credit
Suisse Group)のデータを基にしているが、一部の経済学者が異議を唱えている。
________________________________________
(おわり)
*************************
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】
情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7 @ mx3.alpha-web.ne.jp
*************************
CML メーリングリストの案内