[CML 057657] 「死刑囚メグミ」よむなり想いしは風間博子よ...石井光太・作

大山千恵子 chieko.oyama @ gmail.com
2020年 1月 16日 (木) 21:24:07 JST


「死刑囚メグミ」 <https://www.bookbang.jp/review/article/596182> 石井光太
<http://www.kotaism.com/> 光文社

この小説、*風間博子死刑囚
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/0f60ad21e1df66daa5f92ae454c642a1>*
を思いながら読んだ。

クアラルンプール空港で捕まったメグミ。田舎育ちの心優しい看護士が、なぜ国際犯罪に関わるようになったのか。

実際の事件 <https://matome.naver.jp/odai/2144495509936999401>
は知らなかった。それを基にした小説。博子さんと状況が違うようだが、類似点を感じられる。

1.大量の麻薬を運んだ、連続殺人も大罪だ。そこだけ見ると空怖ろしいけど、ようすを知るにつけ「まきこまれ」感が著しい。

2.勝手に主犯あつかいされたために死刑判決。たまったもんじゃない。

3.わたしも皆んなも直面するかもしれない、裁判の御都合主義。精密司法の嘘っぱち。



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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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