[CML 057763] 【今日のブログ記事No.3338】■(加筆訂正版)『新型コロナウイルス』の『パンデミック(世界大流行)』を予防するため2020年7月開催予定の東京オリンピック・パラリンピックは即刻『中止』すべき!(No1)

山崎康彦 yampr7 @ mx3.alpha-web.ne.jp
2020年 2月 1日 (土) 07:21:08 JST


いつもお世話様です!                         

【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。    

昨日金曜日(2020.01.31)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.2930】の『メインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。

【放送録画】77分03秒

https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/591061052

【今日のブログ記事No.3338】

■(加筆訂正版)『新型コロナウイルス』の『パンデミック(世界大流行)』を予防するため2020年7月開催予定の東京オリンピック・パラリンピックは即刻『中止』すべき!(No1)

▲あなたは、約100年前の第一次世帯大戦中の1918年-1919年に『スペインかぜ(実際はアメリカかぜ)』と呼ばれる原因不明の『新型インフルエンザ』が米国で発生し、全世界で5億人が感染し、5,000万人-1億人が死亡(日本で39万人、米国で50万人)した『インフルエンザ・パンデミック(世界大流行)』を知っていますか?

以下は、ほとんど知られていない『スペインかぜ(実際はアメリカかぜ)』に関するWikipedia記事(抜粋)である。
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『スペインかぜ』:スペインかぜは、記録にある限り、人類が遭遇した最初のインフルエンザの大流行(パンデミック)である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

https://bit.ly/2tfE5xz

■スペインかぜ(英: 1918 flu pandemic, Spanish Flu、スペイン語:La pandemia de 
gripe de 1918、gran pandemia de gripe、gripe 
espanola)は、1918年から1919年にかけ全世界的に流行したインフルエンザの通称。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によるインフルエンザ・パンデミック重度指数(PSI)においては最上位のカテゴリー5に分類される。感染者5億人、死者5,000万~1億人と、爆発的に流行した。

流行源はアメリカであるが、感染情報の初出がスペインであったため、この名で呼ばれる。当時は第一次世界大戦中で、世界で情報が検閲されていた中でスペインは中立国であり、大戦とは無関係だった。一説によると、この大流行により多くの死者が出、徴兵できる成人男性が減ったため、大戦終結が早まったといわれている。

経緯

発生源は1918年3月、米国のデトロイトやサウスカロライナ州付近である。その後同年6月頃、ブレスト、ボストン、シエラレオネなどでより毒性の強い感染爆発が始まった。アメリカ疾病予防管理センター 
(CDC) 
によれば、既に1915年にインフルエンザと肺炎による死亡率が米国で増加しているが、発生源は依然不明としている。新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会ではカナダの鴨のウイルスがイリノイ州の豚に感染したとの推定が委員から説明されている。近年のコンピューター解析によって、1918年型インフルエンザウイルスの前駆体が、1907年頃に発生したことが判明している。

被害状況

【画像1】スペインかぜの患者でごった返すアメリカ軍の野戦病院

【画像2】マスクをつける日本の女性たち

スペインかぜは、記録にある限り、人類が遭遇した最初のインフルエンザの大流行(パンデミック)である。

感染者は約5億人以上、死者は5,000万人から1億人に及び、当時の世界人口は18~20億人であると推定されているため、全人類の3割近くがスペインかぜに感染したことになる。感染者が最も多かった高齢者では、基本的にほとんどが生き残った一方で、青年層では、大量の死者が出ている。

日本では、当時の人口5,500万人に対し39万人[注 
4]が死亡、米国でも50万人が死亡した。これらの数値は感染症のみならず戦争や災害などすべてのヒトの死因の中でも、最も多くのヒトを短期間で死に至らしめた記録的なものである[注 
5]。

流行の経緯としては、第1波は1918年3月に米国デトロイトやサウスカロライナ州付近などで最初の流行があり[1]、米軍のヨーロッパ進軍と共に大西洋を渡り、5-6月にヨーロッパで流行した。第2波は、1918年秋にほぼ世界中で同時に起こり、病原性がさらに強まり、重篤な合併症を起こし死者が急増した。第3波は、1919年春から秋にかけて第2波と同じく世界的に流行した[注 
6]。また、最初に医療従事者の感染が多く、医療体制が崩壊してしまったため被害が拡大した。この経緯を教訓とし、2009年の新型インフルエンザによるパンデミックの際にはワクチンを医療従事者に優先接種することとなった。
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▲「『新型コロナウイルス』のワクチンは「世界の医療機関が取り組んでも完成は早くて1~2年後になってしまう」(医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広さんの話『【関連記事1:女性自身』記事)

すなわち1-2年後に『有効なワクチン』ができるまでの間、我々ができることは、①人混みを避ける、②マスクをする、③手洗い、うがい、アルコール消毒を丁寧にする、ことしかないということである。

▲東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年の訪日外国人旅行者数は推計3,430万人、対前年比7.9%増と予測!(日本の旅行会社JTBの予測)

しかし昨年12月に中国武漢市で『新型コロナウイルス』が発生したちまち中国全土及び世界各国に拡大している現在、この予測数値は大幅な減少となるだろう。

▲2020年1月31日午後3時30分時点での『新型コロナウイルス』の感染者数は世界21カ国で約1万人、死者は213人(中国)である(【関連記事1:AFP記事】)

『新型コロナウイルス』は今【ヒトからヒト』に感染する『新段階』に突入して中国では患者数が激増している。

▲このような状況下でもしも安倍晋三首相、小池百合子東京都知事、山下泰裕JOC(日本オリンピック協会)、トーマス・バッハIOC(国際オリンピック協会)が「予定通り2020年7月に東京オリンピック・パラリンピックを開催する」と強弁するとすれば、これはまさに『狂気の沙汰』でしかないだろう!
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【関連記事1】

▲新型コロナウイルス、感染者が確認された国と地域(31日午後3時30分現在)

2020年1月31日 AFP日本語版

https://www.afpbb.com/articles/-/3266112

【画像3】日本時間31日午後3時30分現在で確認されている新型コロナウイルス感染者の場所と人数を示した図。

【1月31日 
AFP】中国中部・武漢(Wuhan)の市場で発生し、世界中に拡散している新型コロナウイルスについて、これまでに感染者が確認された国と地域を以下にまとめた。

■中国

31日時点で213人が死亡、約1万人の感染を確認。感染者の大部分が武漢市内とその周辺に集中している。死者のほとんどは武漢地域で確認されたが、北京など同地域以外でも複数の死者が確認されている。

中国本土以外では、100人以上の感染が報告されている。

<アジア太平洋地域>

■日本

厚生労働省は30日、14人の感染を確認したと発表。うち2人については、人から人への感染が確認されている。

武漢からの観光客を乗せたバスの運転手とツアーガイドが、最近の中国への渡航歴がなかったにもかかわらず感染した。

■香港

これまでに12人の感染を確認。

■マカオ

28日の時点で7人の感染を確認。

■オーストラリア

これまでに9人の感染を確認。

■カンボジア

27日に国内初の感染者を確認。

■マレーシア

30日に新たな感染者1人が確認され、感染者数は計8人に。当局によると、全員中国人。

■ネパール

武漢から入国した32歳の男性の感染を確認。男性は隔離されていたが、その後回復し、退院した。

■フィリピン

30日に初の感染者を確認。武漢から到着した38歳の女性で、既に症状は出ていない。女性がフィリピンに到着したのは21日で、その4日後に診察を求め、検査のため入院した。

■シンガポール

これまでに13人の感染を確認。いずれも武漢から到着した人々。

■韓国

30日に新たな感染者4人が確認され、感染者数は計11人に。

■スリランカ

27日に国内初の感染者を確認。

■台湾

これまでに8人の感染を確認。

■タイ

28日時点で、中国以外では最多の14人の感染を確認。

■ベトナム

これまでに5人の感染を確認。

■インド

30日に1人の感染を確認。

<北米>

■カナダ

これまでに2人の感染を確認し、さらに1人が「感染疑い」とされている。

■米国

これまでに6人の感染を確認。全員が最近、武漢から米国に入国した。感染確認場所の内訳はカリフォルニア州が2人、イリノイ州が2人、アリゾナ州とワシントン州が各1人。うち、シカゴでは女性から夫への米国内初のヒト間感染が確認されている。

<欧州>

■フィンランド

29日、武漢からの観光客1人が新型ウイルスへの検査で陽性を示した。当局によると、病院内の隔離された場所で治療を受けているという。

■フランス

これまでに6人の感染を確認。欧州で新型コロナウイルスの感染が確認されたのはフランスが初めて。

■ドイツ

これまでに5人の感染を確認。ドイツを訪れていた中国人の同僚が主催する研修に出席した後に体調を崩し、後に欧州内初のヒト間感染と確認された患者を含め、5人全員がミュンヘン(Munich)の病院内で隔離されている。

■イタリア

ジュセッペ・コンテ(Giuseppe 
Conte)首相は30日、最近イタリアに到着した中国人観光客2人の感染を確認したと発表した。

<中東>

■アラブ首長国連邦(UAE)

29日、数日前に武漢から到着した中国人一家4人が感染していることが発表された。
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【関連記事2】

▲空港での対策困難…「新型コロナウイルス」ワクチン完成時期は

2020/01/30 女性自身

https://bit.ly/2GJYfTe

春節に突入し、多くの中国人観光客の来日が予想される(写真:アフロ)

中国国内での感染者・死者が増え続けている新型ウイルス。どのようにすれば感染を防げるのか? 感染症医たちが疑問に答える!

「武漢市内の駅構内では、マスクをしたスタッフが消毒する姿を見かけるし、街中では薬局やコンビニなど、いたるところでマスクが売り切れ状態。異様な雰囲気です」(中国に詳しいジャーナリスト)

中国・武漢市から感染が拡大している新型コロナウイルス。日本でも16日、武漢に滞在していた30代男性の感染が認められた。その後、タイ、韓国、台湾、そしてアメリカでも感染者が出たことが報じられている。

20日に北京市と上海市で感染例が確認されてから、日を重ねるごとに数百人単位で感染症の数は増加し続けている。この現状について、国立国際医療研究センターの忽那賢志が解説する。

「感染者の多くは武漢で発症しており、ほかの地域で発症した人でも、武漢に渡航歴がある人に限られていたのですが――。21日に北京市で発症した患者の1人は、武漢に滞在していませんでした。つまり、別人からの“二次感染”が強く疑われており、“人から人へ移るウイルス”であることがわかったため、さらなる警戒態勢に入っています」

アメリカに住む内科医の大西睦子さんが、現地の対応を語る。

「CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は、武漢からの飛行機の受け入れをロサンゼルスやニューヨーク、シカゴなど5カ所に絞り込みました。空港内では、症状や発熱のチェック、多くの感染者を出した生鮮市場への訪問の有無を問うアンケート調査も行われています」

日本でも24日、外務省が武漢市含む湖北省全体への「渡航禁止」を勧告。各国が厳戒態勢を敷いているが、25日から中国圏は「春節」と呼ばれる大型連休に突入している。医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広さんは、こう警告する。

「春節では、中国国民の富裕層の大多数が旅行へと繰り出します。人気旅行先である日本にも、多くの中国人が来るでしょう。日本で新たな感染者が出ることも想定しておくべきです」

危惧される日本国内での流行の被害に遭わないために、私たちはどのように対策すべきなのか。前出の識者たちに、新型コロナウイルスについての疑問をぶつけてみた。

【疑問1】ワクチンは完成するの?

「SARSが流行したとき、中国政府が情報公開を控えたことで、世界で約800人の死者を出してしまいました。その過去があってか、今回中国政府は早々にウイルスのゲノム情報を公開。しかし、世界の医療機関が取り組んでも、完成は早くて1~2年後になってしまうでしょう」(上さん)

【疑問2】空港の検疫で感染者は止められる?

「日本の空港では、発熱チェックなどで検疫体制をとっています。しかし、先日国内で発見された感染者は、解熱剤を飲んだことで、検疫をパスしてしまっている。空港ですべての感染者を止めるということは、非常に難しいのです。医療機関や高齢者施設は“日本国内にも感染者がいる”ということを前提に、重症患者は隔離するなど、院内感染を防ぐことが最重要課題となります」(上さん)

【疑問3】では、予防に有効なのは?

「現段階で、“これが新型ウイルス対策になる”という特別な対策はありません。ただ、飛沫感染ということもあり、インフルエンザが流行している季節でもあるので、人混みを避け、マスクをすることが大事です。また手洗い、うがい、アルコール消毒を丁寧にすることが、ウイルス対策になります」(忽那さん)

感染者は日増しに増えているものの、感染ルートはたどれている状況だ。

「広範囲で一気に流行する、という過度の心配は不要だと感じています。ですが、感染対策は入念に行うようにしてください」(忽那さん)

「女性自身」2020年2月11日号 掲載
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(No1おわり)

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