[CML 060503] 【今日のブログ記事No.3548】■なぜ日本では『米国傀儡政党・自民党』が常に総選挙で『勝利』しその代表者(自民党総裁)が『自動的』に日本国首相に就任するのか?(No1)
山崎康彦
yampr7 @ mx3.alpha-web.ne.jp
2020年 12月 25日 (金) 08:11:45 JST
いつもお世話様です!
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。
昨日木曜日(2020.12.24)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.3138】のメインテーマを加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。
【放送録画】78分42秒
https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/658018178
【今日のブログ記事No.3548】
■なぜ日本では『米国傀儡政党・自民党』が常に総選挙で『勝利』しその代表者(自民党総裁)が『自動的』に日本国首相に就任するのか?(No1)
結論から先に言うと、それはマッカーサーGHQ総司令官が日本の天皇制を最大限に利用するために立憲王制・英国を参考にして導入した『議院内閣制』が元凶である。
本来であればマッカーサーGHQ総司令官が日本に導入すべき政治体制は、米国の『大統領制』だったはずである。
マッカーサーGHQ総司令官が、自ら起案し制定した日本国憲法の中に埋め込んだ『議院内閣制』の規定は以下の二つの条文である。
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第6条1項:天皇は、国会の指名にもとづいて内閣総理大臣を任命する。
第67条1項:内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名 は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。
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マッカーサーGHQ総司令官が上記二つの条文で規定したことは、①日本の内閣総理大臣は国民が直接選挙で選ぶ『大統領制』ではない、②総選挙で衆議院の議席の過半数を獲得した政党の代表者が国会で『自動的』に内閣総理大臣に指名され就任することであった。
すなわちマッカーサーGHQ総司令官が日本国憲法に『大統領制』ではなく『議院内閣制』を埋め込んだことは、国民が直接選挙によって『行政権力のトップ=内閣総理大臣』を選ぶことを否定したこと、すなわち『主権在民』と『民主主義』を根本から否定しているのである。
▲日本ではなぜ『米国傀儡政党・自民党』が常に総選挙で『勝利』するのか?
結論から先に言うと、それはマッカーサーGHQ総司令官が傀儡政党(吉田自由党、鳩山民主党、岸自民党)が常に総選挙で『勝利』するように、日本国憲法第7条『天皇の国事行為』3項『天皇は内閣の助言と承認により衆議院の解散を宣言する』の文言を『天皇は内閣の助言と承認により衆議院を解散する』に、憲法が禁止する『天皇の国政行為』の文言に『書き換えた』からである。
すなわち、この『憲法7条3項』の規定によって内閣総理大臣(ほとんどが自民党出身)はいつでも自由に衆議院を解散して総選挙を実施できる『憲法上の最大権限』を得たのである。
事実、敗戦から今日までの75年間で計24回の『衆議院解散・総選挙』が行われたが、そのうち内閣総理大臣(ほとんどが自民党出身)が衆議院を解散して総選挙したのがなんと19回もあったのである。
75年間で衆議院の満期4年が終了して自然解散して総選挙したのはたった1回だけである。
▲自民党の内閣総理大臣は野党が分裂している時や野党に選挙資金がない時を狙って衆議院を解散して総選挙し常に『勝利』してきた!
安倍晋三前首相が、在任期間の7年8か月の間に二度も衆議院を解散し総選挙を強行して二度とも『勝利』したのは、野党の中に送り込まれた『自民別動隊』が野党結集を妨害して『野党の分裂工作』が成功した時を狙ったからである。
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安倍晋三首相が衆議院を解散して『勝利』した二度の総選挙結果!
①2014年 投票率 52% 自民比例の絶対得票率 17% 獲得議席率 61%
②2017年 投票率 53% 自民比例の絶対得票率 17% 獲得議席率 60%
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▲菅首相は安倍自公政権を居抜きで相続し国民が直接選挙で選んだ首相ではない。
菅首相は公職選挙法が適用されない自民党の私的選挙である『自民党総裁選』で自民党国会議員と自民党員だけによって『総裁』に選ばれただけである。
(No1おわり)
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