[CML 060477] 12・23上映会「ドキュメンタリー沖縄戦」
吉田 宗弘
mnhryoshi @ yahoo.co.jp
2020年 12月 22日 (火) 16:57:26 JST
反戦反天皇制労働者ネットワークの吉田です。
あす、下記のDVDの上映会を行います。再度、参加を呼びかけます。
前天皇アキヒトは、はたして「平和天皇」であったのか。アキヒトの誕生日12月23日、それを問い続けたい。
新天皇ナルヒトは、どうか。
ナルヒトは11月11日、仲井真弘多元沖縄県知事(81)に高位の旭日大綬章を皇居で授与した。これは、菅義偉首相による極めて強引な決定に基づくようだ。なぜなら、仲井真は、叙勲推薦のできない留意事項、「係争中の民事裁判がある場合」に該当し、普通ならば、叙勲の対象から外れるからだ。
なのに、なぜか。
仲井真は国家(安倍晋三政権)に絶大な「功労」があったからだ。仲井真が知事であった2013年12月27日、安倍晋三首相に籠絡されて、辺野古新基地移設に不可欠な国の公有水面埋め立て申請を承認した。行き詰っていた辺野古新基地建設の埋め立て工事を可能にしたのである。それ以降、安倍政権、そして菅政権は仲井真の「承認」を拠り所に「お得意の」ペテン師的法律解釈を駆使して辺野古新基地埋立を強行し続けている。
しかも、この埋め立て工事に、沖縄戦の激戦地となった糸満市など南部の遺骨が埋まった土砂を使っているのだ。遺骨を辺野古基地の埋め立てに使うとは、遺骨と沖縄の人びとに対する冒とくであり、侮辱である。参院本会議10月31日、共産党小池晃書記局長が「そうしたことは許されない」と質問したのに対し菅義偉首相は、「関係法令で認められた採石場から調達されると承知している」と居直ったのである。沖縄戦の戦争責任など歯牙にもかけず、新たな戦争態勢、基地建設を強行している。天皇ナルヒトも菅首相、安倍前首相も新たな戦争犯罪人である。
沖縄戦はいまも続いている。ぜひ、上映会に参加してください。
■12・23上映会
「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」
戦後75年 沖縄戦・体験者12人、専門家8人による証言
監督:太田隆文(「朝日のあたる家」「明日にかける橋」の監督)
【証言者】
上江洲安昌 知花治雄 上原美智子 照屋勉 長浜ヨシ 川満彰 比嘉キヨ 佐喜眞道夫 真栄田悦子 座間味昌茂 松田敬子 島袋安子 山内フジ 瑞慶覧長方 平良啓子 吉浜忍 平良次子 吉川嘉勝 知花昌一 大城貴代子 他
声の出演:栩野幸知 嵯峨崇司 水津亜子
ナレーション:宝田明 斉藤とも子
□日時 12月23日(水)PM6:30 開場~6:45 上映開始
□場所 エルおおさか5F・視聴覚室
□資料代 800 円
□主催 参戦と天皇制に反対する連続行動
(連絡先:関西単一労働組合大阪市淀川区十三東 3-16-12
電話/Fax06-6303-0449
日本で唯一の地上戦が行われた沖縄。その凄惨な戦闘をほとんどの日本人が知ることなく、75年の年月が経とうとしている。本土への疎開のため多くの子供達が乗った対馬丸がアメリカの潜水艦によって撃沈され1482人が死亡。嘉数高地の戦いでは多くの日本兵、そしてアメリカ兵が戦死。陸軍司令部のあった首里城の攻防。さらには渡嘉敷島で起こった集団強制死。そして摩文仁の丘での牛島司令官の自決。だが、戦闘はそこで終わっていない・・・。
戦死者20万656人。県民だけを計算すると、当時の人口の3人に1人が死亡したことになる。そんな戦闘はどのようにして始まったのか? 住民が見つめたものとは何だったのか? その歴史の記憶を克明に描く。沖縄戦体験者12人の証言と専門家8人による解説。そして米軍が撮影した記録映像を駆使して紹介。
監督は原発事故の悲劇を描いた劇映画「朝日のあたる家」(山本太郎出演)で話題となった太田隆文監督。原発事故に続き、今回は沖縄戦をドキュメンタリーで描く。
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