[CML 056838] 「火怨 」とは北の耀星アテルイと  みちのく反天...高橋克彦

大山千恵子 chieko.oyama @ gmail.com
2019年 9月 21日 (土) 08:12:43 JST


「火怨  北の耀星アテルイ 」 <https://loungecafe2004.com/historical/2009/10/10-221139>
高橋克彦 講談社文庫

半年も令和と騒いでいるので、反天小説を読みたくなった。上下巻の長編。吉川英治文学賞、さすがだ。

まつろわぬ民。蝦夷えみしというと北海道の印象が強いが、東北の実在のアテルイの物語。

彼の地に大量の黄金が産出した。歴史の偶然だろうが、朝廷は東大寺の大仏造立に着手していたころのこと。ながらく獣あつかいされていることに反旗を翻したものたち。

蝦夷たちの葛藤と友情。物部氏も、おなじアラハバキ神信仰というのは知らなかった。

対する朝廷は酷い奴らばかりだが、ライバル? 坂上田村麻呂が良い奴なのが変な感じ。物語性を高めるためか「帝は賢い」なんて言うなよ。

20年間、よく戦った。感動屋アテルイ、蝦夷の面々。
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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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