[CML 056777] NHK「クローズアップ現代」2019.9.5を観て あいちトリエンナーレ展

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2019年 9月 12日 (木) 16:10:41 JST


(情報記載 いしがき)

NHK「クローズアップ現代」 あいちアイチトリエンナーレ展

(2019年9月5日)+「表現の不自由展・その後」・・ 中止の波紋

 

NHKの特集番組を見た。武田真一(キャスター)の問いかけに

ロバート・キャンベル(日本文学研究者)と岡村幸宣(丸木美術館学芸員)が

コメントするという形で展開するという場面が見られた。

武田氏の「中止に追い込んだ脅迫という行為は決して許されるものでない。

こうした視点で考えてゆきたい。」に対して、キャンベル氏は

「700通以上の脅迫のメールや電話が寄せられたということが中止

とともに我々が向き合うべき重いことだ」と述べ、

岡村氏は「一部の人の声によって中断されてしまったことをとても残念なことだ」と
している。

わたしは両者ともごく当然のことを述べているだけで、

今回の暴力的脅迫や政治家の検閲と思しき言論弾圧が「表現の自由」を根底から覆す
もので、

民主主義そのものが危機状況に追い込まれているという切迫感にかけているように思
えた。

ことNHKを含めた報道機関も真実を表現し、

伝達する使命をはく奪される危機を突き付けられているにもかかわらず、

今回の不当な弾圧に真正面から立ち向かってゆく姿勢が見られないのである。

8月24日、名古屋で「表現の不自由展・その後」の再開を求める「集会とデモ」

が行われた。わたしも「表現の自由を市民の手に 全国ネットワーク」の一員として
参加した。

「クローズアップ現代」の番組でもわたしたちの隊列を放映していたが、

集会で提起した9月22日の「1万人全国集会」(名古屋開催)に焦点を当てること
はなかった。

「表現の不自由展・その後」展実行委員の岡本有佳さんの発言にある

「一斉攻撃すれば、中止に追い込めるという前提を作ってしまっているのが、

ものすごく怖いと思います」にみられる不安を払拭するには「再開」しかないのであ
る。

そのことを訴える人たちは確実に存在する。

しかし、NHKの「クローズアップ現代」にあっては、

困難を切り開く民衆の力をクローズアップすることに成功したとは思えなかった。

                    (2019.9.12埼玉県東松山市石井碩行)

 



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