[CML 057143] 「日本人対朝鮮人 決裂か、和解か?」 永と辛淑玉と
大山千恵子
chieko.oyama @ gmail.com
2019年 11月 4日 (月) 08:41:40 JST
「 <https://strange-life.hatenablog.com/entry/2019/01/27/185807>日本人対朝鮮人
決裂か、和解か?」 <https://strange-life.hatenablog.com/entry/2019/01/27/185807>
永六輔 辛淑玉 光文社
絶対に読まないような題名、下品な装丁。光文社だしさ、嫌韓本かと思ってしまうよね。普通。
でも、対談してる二人が違う。なんたって*永六輔*。
永さんは桜が朝鮮から入ってきて、唐辛子が日本から韓国に渡ったことを言い、
*「日本人は桜を美しく感じるし、韓国人はキムチを毎日美味しく食べる。そこに戻ればいいんじゃないか」*と。そうだよね。
そして*辛淑玉*ちゃん。「せっちゃんのごちそう」は読んでいて救援紙に紹介したこともあるけど、せっちゃん原節子
<http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%B6%C0%E1%BB%D2>
から取ったと知り爆笑。お腹が苦しい。ちなみに名字の新山は、音読みで「シンさん」と読めるようにつけたんだとさ。
あとがきの「天使のような笑顔」と評された編集者さんから教えてもらった本。ふふ。
20年が経っても古くない。そして、どれだけ悪化したんだろうと思うと考えさせられる本。
----------- 目次 ------------
*1* *テポドン―日本は在日朝鮮人を守れるか?*(テポドン発射は真珠湾攻撃と同じ;北朝鮮危機をあおる日本社会の危うさ;無理して仲良くする必要はない
ほか)
*2 謝罪問題―韓国人、在日朝鮮人、日本人の温度差*(王宮のような青瓦台;日本は韓国に筋の通った言い訳をするべきだ;茶碗を持って食べるのは不作法?
ほか)
*3 男対女、永六輔対辛淑玉*(企業は「会社のために生きるな」という研修を始めている;一人になっても生きていくんだという気持ち;永六輔は、歩く憲法第九条
ほか)
*4 日韓新時代―その時どうなる?*(在日の苦しみをわかっていなかった金大中;金大中の周りには演出家がいない;韓国人の反日思想はコロッと変わる? ほか)
*5 新宿―国際化された最先端の街に未来が見える*(マンションの十二階にあるお寺;異国の地で癒やされるための場所;外国人を排除しない新宿は、国際都市の最先端を行っている
ほか)
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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
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