[CML 055918] 九歳児までもが手術いたましい 「強制不妊」毎日のルポ
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2019年 5月 28日 (火) 07:34:03 JST
「強制不妊 旧優生保護法を問う」 <https://mainichi.jp/articles/20180905/hpr/00m/040/001000d>
毎日新聞取材班 毎日新聞出版
9歳だったら初潮もまだだろうに。それも、さんざん探して記録が見つかったから判明したのであって、本人や親の意思も聞かずに強制手術した記録は何十年も経って無くなったものが大半だろう。
記事には書いていないが、まるで犬猫の去勢手術のような扱いの印象。だから安全とか術後とか全然、考えてなかったんだろう。医師や関係者。
普通の月経だって痛かったし、女ともだちも月経痛を訴えてたよ。それを9歳児に手術する、術後を思いやらないのだろうなあと痛ましくて堪らない。体の傷も、心の傷も。
調査報道えらいなあと思ったら、毎日新聞では「キャンペーン報道」というんだ。若手記者が奮闘して作られたシリーズ。拍手。
----------- 目次 *緑字は千恵子メモ* ---------
プロローグ―一刻も早く一人でも多く *11 国は「だましてでも手術を強制してよい」と通達*
第1章 奪われた「産む権利」 *17 「愛の十万人県民運動」!*
第2章 消えた記録 *66 9歳女児 毎年のように11歳の男女が*
第3章 加害者は誰か *100 手術は法律に基づく「日常業務」 ここにも「悪の凡庸」が*
第4章 被害者救済と補償 *150 除斥期間20年 153 一面&社会面のトップで報道 やるな毎日 158 福島瑞穂の「孤軍奮闘」そして自民議員も
170 北海道が最多の理由 そして宮城は県議の関与で、2位に 182 当事者団体の決断*
第5章 優生保護法が問うこと *230 医療技術が進んで、今様「優生思想」と貧富の差と*
エピローグ―「同じ未来」を描けるか *230 今後も注視しようぞ*
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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
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