[CML 055871] トランプ・新天皇会談とは何か5・25集会

吉田 宗弘 mnhryoshi at yahoo.co.jp
2019年 5月 23日 (木) 04:42:44 JST


反戦反天皇制労働者ネットワークの吉田です。 5・25集会が近づきました。再度呼びかけます。新天皇の「戦争天皇」としての国際的デビューを許しません。多くの参加を呼びかけます。  ●トランプ・新天皇会談とは何か5・25集会◇日時 5月25日(土)13時30分~16時30分/集会後デモ◇場所 PLP会館(JR環状線「天満」、地下鉄「扇町」下車)◇講演 「新天皇・トランプ会見から日本の戦争・植民地支配責任を問う」◇講師 森 正孝さん(戦争をさせない1000人委員会共同代表) ◇参加費 1000円(経済的事情のある方は受付まで)◇主催 天皇代替わりを問う集会実行委員会 安倍政権は5月25~28日、戦争主義者で人種主義者、排外主義の権化であるトランプ米大統領を、新天皇即位後初めての国賓として招待し、新天皇徳仁とトランプの会見を計画しています。菅義偉官房長官は昨日の記者会見で、トランプ来日の意義について「新たな令和の時代における初めての国賓として大統領夫妻をお迎えすることは日米同盟の揺るぎない絆を象徴するものだ」と強調。「地域や世界の平和と繁栄に貢献する日米のグローバルなパートナーシップがさらに強化されることを期待したい」と述べました(時事ドットコム4/19)。いうまでもなく、日米同盟とは「戦争同盟」ですが、その「戦争同盟」を「ゆるぎない絆」にするのが、国賓としてのトランプの招待であり、新天皇との会見だ、と菅官房長官はじつに正直に、かつ当たり前のこととして語りました。「当たり前のこと」とは、こうした天皇会見が天皇の政治行為で、「国政に関する権能を有しない」と規定する憲法第4条違反だと夢にも考えていないことを示しています。これまでもそうでしたし、今回の「退位特例法」で「合憲」化したことでますますそうなったと思います。しかし、「親善」という名で天皇を戦争関連に、外国元首との会見や外国訪問などに使うことが「当たり前」になっている権力者の感覚が、戦争の時代に入った現在、極めて危険極まりないと考えます。戦争の時代、歯止めのない軍国主義が新防衛大綱で明らかになりましたし、安倍政権は事態をそのように進めています。あらゆる分野での陸海空自衛隊の統合の一層推進、米軍の指揮系統と自衛隊の指揮系統の整合化、陸海空に宇宙・サイバー・電磁波といった新領域を加え領域横断作戦(「多次元統合防衛力」の構築)、軍備の飛躍的強化と米製武器の「爆買い」、琉球諸島・日本列島の総基地化(米日共同使用と共同演習)は、まさに侵略戦争にうって出る日本の独自的強化と米日軍事一体化だと思います。シナイ半島派兵など自衛隊の世界展開や、対中国対朝鮮戦争をも念頭においた戦争国家づくりで、日本独占資本の帝国主義列強への強い野望を示しています。日本国家と日米安保は確実に新たな段階に入ったのではないか、と思います。 こうしたときだけに、安倍にとって新天皇が初めて会見する外国首脳はトランプであることが絶対に必要で、この会見が実現すれば「『強固な日米同盟』を印象づけられる」(毎日新聞12・25)し、新天皇徳仁を「戦争国家」にふさわしい「戦争天皇」としてデビューさせるには願ってもないチャンスなのだと思います。日本の戦後史は天皇の戦後史でもありました。マッカーサーとともに日米安保の土台をつくった天皇裕仁、そのうえに歴代自民党政権と一緒に戦争国家の準備をしてきた天皇明仁、そして戦争時代の天皇、徳仁の登場です。戦争と国家を担う天皇の登場です。 私たちはこうした新天皇・トランプ会見による『強固な日米同盟』の演出、徳仁の「戦争天皇」としてのデビューをぜったいにゆるすわけにはいきません。天皇代替わり反対闘争の一環として、新天皇・トランプ会見反対の行動をうつことにしました。多くの参加を呼びかけます。 天皇代替わりを問う集会実行委員会【連絡先】  参戦と天皇制に反対する連続行動 /関西単一労働組合     大阪市淀川区十三東3-16-12  Fax  06 (6303) 0449 


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